| 2002年05月02日(木) |
ミエコによる新たな発見 |
やんぽう通信(ミエコ)を更新した。 人の話となると、難しいものである。 特に20年近くも前の話であるから、記憶をたどっていくのも大変だ。 話を進めていく時、まず「あのエピソードはいつ頃の話だっただろうか?」という思いが先にたつ。 時期が確定できたら、その前後に何があったのかを思い出さなければならない。 実に手間のかかる作業である。
また、本人の実像をよりわかりやすく表現しようとするから、変に説明口調になったりもする。 あとで読み直してみると、これがまた面白くない。 そこで書き直すことになるのだが、ああじゃない、こうじゃないとやっていくうちに、何を書いているのさえわからなくなる。 袋小路に迷い込んでしまうのである。 こうなったら、もう何をどんなふうにしてもだめで、また一からやり直しとなる。 まあ、そんなこんなで頑張っている次第でございます。
さて、ぼくはこのミエコちゃんのおかげで、ひとつ開眼したものがある。 それは姓名判断である。 それまでぼくは、姓名判断をただの占いだと思っていた。 しかし、ミエコちゃん研究をしていくうちに、その認識が誤りであることに気づいた。 それは、ぼくの姓名判断に対する今の認識である、「姓名判断とは性格判断だ」という新たな発見でもあった。
ミエコちゃんは、内画(姓の一番下の字と名の一番上の字の画数を足したもの。主にその人の性格を見る)が12画であった。 この字画は、一般的に言って凶数である。 性格が凶だというのは、どういう意味だろう、とぼくは昔から疑問に思っていた。 性格が凶なら、ミエコちゃんは嫌われていたのか、というとそうではなく、逆にその素直な性格は人から愛されていた。 ぼくが知っている性格が悪い人は、一般に吉数を内画に持っている人が、圧倒的に多い。 では、その内画数12画に、ぼくは何を見たのかと言うと、「変わり者」である。 ミエコちゃんといっしょに仕事をしていて、「こいつ変わっとるな」と思ったことが何度もあった。 まあ、そのことはやんぽう通信のほうに、追って書いていくことになるだろうが、別に奇を衒うのではなく、その言動が人とは違うのである。
ミエコちゃんが12画でこんなふうなら、他の12画の人はどうなのか? 調べましたねえ。 まず、身内から。 うちの伯母、結婚して12画になったのだけど、実にユニークな人です。 次に、その頃勤めていた会社の同僚。 いました。 前に、「どこに出しても恥ずかしくない変人が4人いた」と書いたけど、その中の一人、『ジッチャン』というお方である。 この方の変わり方は、異常なものがあった。 まあ、この方のことも、おいおい書いていこうと思っている。 他に芸能人では、『中村玉緒な』どがいた。 そういえば、『篠原ともえ』も、内画数が12画である。
この方法で調べていくと、画数にはいろいろな性格があることがわかった。 大きく分けて10通りある。 その10通りの画数を、他の箇所(例えば、姓の画数、名の画数など7箇所ある)の表す意味を考え、それぞれその場所に性格を当てはめていく(例えば名は行動を表すから、ここに12画を持っていると、「行動が変」ということになる)と、人には10の7乗の性格がある。 仮に日本人の人口が1億人だとすると、自分と同じ性格の人が、日本には他に9人いることになる。 もしかしたら、ぼくと同じ性格の他の9人も、ぼくと同じようにホームページを立ち上げて、『荒らし君』と遊んでいるのかもしれないなあ。
まあ、ミエコちゃんは、仕事や酒の席で楽しませてくれたし、こういう発見もさせてくれたし、いろいろとお世話になった一人である。 言い換えればぼくの恩人である。 ということは、『ミエコ』で彼女の魅力を充分に表現してやらないと、失礼に当たる。 ということで、誠心誠意『ミエコ』を書き上げていきます。 次回更新予定日は、5月7日です。
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