| 2002年03月02日(土) |
ぼくは過去2回入院したことがある その1 |
どうもいかん。 汚い話だが、下痢気味なのである。 今日は仕事中に3度トイレに駆け込んだ。 今は少し落ち着いているが、治ったのかどうかはわからない。 別に悪いものを食べた覚えはないのだが、どうしてだろう? あ、そういえば、一昨日本社からバイヤーが来ていたが、体調が悪いのか真っ青な顔をしていた。 どうしたんだろうと思い尋ねてみると、「数日前から調子が悪くて、上と下で垂れ流し状態だ」ということであった。 子供さんが幼稚園で風邪をもらって来たらしく、どうやらそれが感染したのだろうということだった。 もしかしたら、ぼくにもそれが感染したのだろうか? もしそうだとすると、明日あたり地獄である。 こんなに呑気に日記を書いているどころではなくなる。 おそらく、仕事場でのた打ち回り、家に帰るなり寝込んでしまい、トイレと部屋を往復する羽目に合う。 困ったなあ。
ところで、ぼくは過去に二度入院したことがある。 どちらも原因は、嘔吐と下痢であった。 一度目は十数年前の夏、福岡の「海ノ中道海浜公園」に遊びに行った日に起きた。 その日は、その年もっとも暑い日だった。 会社の仲のいい連中と弁当持参で行ったのだが、その弁当があだとなった。 その車に6人乗っていたのであるが、困ったのは荷物の置き場だった。 当然その荷物には弁当が含まれている。 どうしようかと迷った挙句、結局荷物はトランクの中に入れて行くことになった。 先にも言ったが、その日は暑い日だった。 太陽は車に照りつける。 冷房の入ってないトランクの中は、当然煮えたぎっていたはずだ。
そして昼食。 弁当に異常はなかった。 しかし、異常のない弁当が体の中に入ってから、異常がでてきた。 帰りの車の中で、気分が悪くなってきた。 「悪い。ちょっと車停めて」 ぼくは慌てて車を降り、近くにあった川まで駆けて行った。 吐けるだけ吐くと、気分が楽になった。 「ごめんごめん。どうも車に酔ったらしい。もう大丈夫やけ」 車は出発した。 5分ほどして、また気分が悪くなってきた。 「ごめん。また停めて」 今度は草むらに吐いた。 しかし、今度は気分は良くならず、かえって悪くなっていく。 その後、何度か「車〜草むら」を繰り返しているうちに、とうとうぼくは動けなくなった。
ダウンした場所は、古賀の釣具店の入り口の前だった。 「もう動けんぞ!!」と、ぼくは大声で怒鳴り、大の字になって寝転んだ。 店の人が「困ります」と言ったが、「あんたが困っても、動けんもんは動けん!」とぼくは言い放った。 慌てて車の中から仲間が降りてきて、「すいません」と謝った。 そしてぼくを抱えて車の中に連れて行った。 彼らは「しんたさん、病院に連れて行くけ、もう少し我慢しとって」と言い、病院を探してくれた。 ぼくは車の中で寝入ってしまったが、しばらくすると「しかたない。ここにするか」という声で目が覚めた。 そして、みんなに抱えられて病院に入った。 そこで応急処置をしてもらった。 そのあと先生は「他の病院を紹介しますから、そこに行って下さい」と言った。 ぼくは「先生、ここでいいですよ。治りそうだから、もう少しいさせてください」と頼み込んだ。 「そう言われてもねえ・・・」と先生は言った。 「君ィ、ここは小児科だよ」 「えっ!?」 ぼくは返す言葉がなかった。 しかたなく、病院を移動することにした。
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