この日記は1月1日に書いている。 なぜ12月31日に書かなかったかというと、この日には毎年、ぼく恒例の行事があるからだ。 それは、風呂に入って年を越すことだ。 つまり、「除夜の風呂」ということだ。 大晦日は、風呂の中で何か特別なことでもやっているのかといえば、そうではない。 ただいつものように長湯しているだけだ。 ああ、そういえば今日は、クリスマスにある人からもらった「アヒル隊長」といっしょに風呂に入っていた。 いつもと違うことといえば、このくらいか。 風呂から上がってから、いつものように食事をし、いつものようにパソコンの前に座っている。
ところで、この日記をつけ始めて、考え方が変わったことが一つある。 それは一日の捉え方だ。 今までは単純に「午前0時に一日が始まる」と思っていた。 しかし、日記をつけ始めてから、「それはおかしい」と考えるようになった。 日記を書くというのは、朝起きてから寝るまでの出来事や考えたことを文にするということだから、午前0時に一日が始まるとちょっと困るのである。 もし通常通りに一日を捉えると、今日の日記は、 「昨日の日記を書いている途中に今日は始まった。 午前2時までかかって、やっと日記を書き終えた。 それから20分後に寝た。 起きたのは午前7時40分であった。 ・・・・ いつものように仕事を終え、途中本屋に寄ったりしたので、帰るのが少し遅くなった。 今日は大晦日ということで、恒例の“除夜の風呂”を決行しなければならない。 ・・・・ ということで、“除夜の風呂”の途中に今日は終わった」 となるだろう。 何かおかしいでしょう? この文章は、午前0時を一日の始まりとすることが、いかに愚かなことかということを示していると思う。
そこでぼくは、日記をまともなものにするために、一日の始まりを「朝起きてから」にした。 そうすれば、無理なく日記が書ける。 「今日は朝7時40分に目が覚めた。 昨日寝るのが2時を過ぎていたため、かなり寝起きが辛かった。 ・・・・ いつものように仕事を終え、途中本屋に寄ったりしたので、帰るのが少し遅くなった。 今日は大晦日ということで、恒例の“除夜の風呂”を決行しなければならない。 ということで、いつものように風呂の中で年を越したのだった」 これなら無理がない。 一日というのは、朝起きてから次の朝起きるまで。 そうすれば、「今朝見た夢」も、「昨日の夢」で片付けられるから楽だ。
さて、今日の日記はこれでおしまいです。 一年間、このこじつけ日記にお付き合い下さいまして、本当にありがとうございました。 来年は、さらにこじつけに磨きをかけ、邁進する所存でございます。 来年もよろしくお願いいたします。
しろげしんた
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