| 2001年10月16日(火) |
時々脳裏に浮かぶこと |
また火曜日は雨だった。 先週も雨だったし、人の休みを何と思っとるんか。 たとえすることがなく、家でゴロゴロしていたとしても、雨が降るよりは晴れていたほうがいい。 今日はテレビも面白い番組をやっていなかったし、本を読んでもつまらなかったし、ホームページの更新にも身が入らなかった。 おまけに夜になると、変な寂寥感が襲ってくる。 ろくな一日じゃなかった。 どういうわけか、高校時代の一コマが脳裏に浮かんだ。 それも大したことじゃない。 「雨の夜に、アニメ“一休さん”を見ながら、秋刀魚を食べている高校3年の秋の日」の姿だ。
時々、実にくだらんことが、ぼくの脳裏を走る。 特に小学生の頃の事が多い。 シルバーオックスのCM。 琉球飴のコマーシャルソング。 紙芝居のニッキセンベイの味。 乳歯が取れた時の歯の臭い。 魚の骨がのどちんこに刺さった時の痛み。 2B弾で親指をやけどした時の火ぶくれ。 キャラメルを食べていて、歯にかぶせていた銀冠がはずれた時の感触。 5年の時遠足に行って足の親指をガラスで切り、そろばん塾で「足の指を切ったので正座できません」と正座せずに喜んでいる姿。 胃腸をこわして「胃癌だ」と勝手に思い込み、身体検査で「ぼくは癌です」と言った時に、先生が一瞬見せたアホ顔。 石炭掴んだつもりが猫の糞だった。その時の手の臭い。 川辺を自転車で走っていた時、虫が目の中に飛び込んできた。その時の痛み。 などである。 何で、こんな変なことを思い浮かべるのだろう。 意識している時は、もっとまともなことを思い出しているのに。 無意識の世界は、こんなくだらんことが大事なのだろうか?
まあ、とにかく今日は暗い火曜日だった。
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