スナックおのれ
毛。



 部品。

ヘンになった。
せっかくすこーしずつこんな感じ?と思っていたものが、全部わからなくなった。きっかけは些細で、ちょっと一部を変えただけ。でも、壁のレンガが一個欠けるのと同じで、全体がガラガラと崩れ去り、ついには褒められてた箇所さえわからず、むしろ手を出すのが怖くなった。自分では、ひとつひとつのレンガは個々独立して形成され、ゆるやかに結合していると思っていた。でも、実際はレンガ同士が強固に結びついて全体を形作っていたらしい。だから、1個変えたら全部わからなくなった。崩れ去ったバラバラのレンガを見て、戻し方もわからなかった。
久しぶりに焦ったかもしれない。仕事で焦るのは納期だけだけど、クォリティ的には及第点をある程度とれるように経験を積んだらしい。ちょっとずるい対処方法・術、あんまりやりたくないけど場当たり的な対応…できるようになっている。
結局、センセイにすがりついてどうにかなったようだけど、改めて思い知る。欠けていい部品なんて一個もない。経験でもっている対処方法も術も、ぜんぶやっぱりごまかしなんだなってこと。色んな部品一個一個を適当にしちゃいけないってこと。



2019年04月01日(月)
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