戌が思う。



 昔つきあっていた男性が、

また同じ団体内で彼女を変えた。
もう関係ないので、と言いたいところだが
私の周囲がほっておかないので
その話題が出る。

だいたい、その彼女とのきっかけも
何であったかつかめてしまった私。

ほうほう、そうかい。またそういうことね。

・・みたいな気分。

はっきり言って傍観者だけど
周りがどう思っているかがまたわかって
少々気の毒になっちゃうこともある。
多分本人は、周りなんてどうでもいい、自分たちが気にしなければ
というに違いない。

かつてもそうだった。

私と同じサークルの子と私とを二股かけ
周囲はみんな知っていてでも
「自分たちが納得ずくだからいんじゃない?」と
言っていた。
うなずいてはみたものの、本当は私は納得してなかった。
多分あちらの彼女もそうだったに違いない。
しかし当時の私は、私が先に付き合いだしていたのだから
あちらが愛人的存在で、私だけが納得いかないのだと
そう感じていた。
あちらは私が居ることを承知で接近してきたのだもの、と。

もうすぐ、あちらの彼女の誕生日。
3つも年下。
でも、私が思うに、彼の付き合った彼女たちを
少なくとも私含めて6人知っているが、
あちらの彼女が一番本当にステキな女性だと思う。
なぜそれなのに、そのステキな彼女を切り捨てたのか。

ステキな彼女は今はもうステキなママです。
幸せにね。
お誕生日おめでとう。

2005年07月15日(金)
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