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今日の私
by かずき
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■『レ・ミゼラブル』楽マチソワ
諸事情により睡眠時間3時間で連日マチソワ+当券並び。
あまりの眠気が、ソワレ観ている最中に吐き気に変わって、
途中で出るべきか悩んでしまっていた かずきです(^^;
しかも、20:15終演のはずが10数回のカーテンコールで、
終演後出てきたら、20:40過ぎ。疲れるはずだぁ。
絶対座れない電車に40分乗って帰る自信が持てず、
水分と睡眠と甘味と少しずつ取ってから、帰宅しました。
あー疲れた。でも、結構 満足。
以下、書きなぐり感想文です。
『レ・ミゼラブル』12:00〜
<場所>帝国劇場2階D-33番
<出演>
石井、岡、河野、岡田、新妻、佐藤、森、シルビア、東山
大久保ガブ、伊藤グラン、阿部バベ、小鈴コンブ、ほか
<指揮>井村誠貴
Myレミゼでした。
もう最近、石井バルジャンでは涙腺緩んじゃってますし。
「こいつを・・(はぁはぁ)・・盗んで(はぁはぁ)・・・
逃げた〜!」の息遣いで、既にボロッボロに泣いてます。
毎日、お姉さんと子供たちの生活、必死で支えながら、
地道に働いていたバルジャンの真面目さを感じるから、
(やめとけよ、後で苦しむよ?似合わないんだから!)
なんて思いながら、でも、やっと手に入れた自由に対しての
絶望も共有しているから、あえて盗みを働く気持ちも分かる。
「20年前に(まっとうに生きる)俺の道は消えた」と思っている
バルジャンだから、プロローグ泣けるんですよねぇ・・・。
他も、きっちりレミ。
岡ジャベはちょっと「頑張れ岡さん」部分があったけれど、
抑え目の演技が逆に好感度あったくらいだったし、
もう、預言者のような光のアンジョと、補完するコンブ、
そんなアンジョから目が離せなくなってしまったが故に、
心ならずも戦いの場に存在してしまうグランテール、
真っ向勝負で恋と戦いの間で悩み、選択するマリウス、
桝井君よりちょっと大きめで「男の子」してるガブローシュ。
(歌は、桝井君の方が安心して聞けることが多いけれど)
ABCカフェやバリケードのバランスが取れている。
舞台がほとんど全部よく見える2階センターだったので、
マリウスが撃たれた後、赤旗を振るアンジョルラスと
慟哭するバルジャンが、完全に同時に目に入ってきて、
バルジャンの物語が、学生たちの戦いが行われている
まさに、そのパリで起こっているということが、
バルジャンがそういう世界で生きているんだということが、
非常にリアルに感じられたのも、良かったと思います。
前に映画を観た時、バリケードを作っていく場面で、
パリの街の風景が映っているのが、何か感動だったけれど、
この回は、映像なくして きちんとパリだったと思います。
後は、注文を1個だけつけるとしたら、コゼットかな。
ガラス細工が相手であるかのように、そうっと大切に、
触れてはいけないみたいに彼女を扱う岡田マリウスが
触れた手を慌てて引っ込めた直後、ためらいもなく
手を伸ばして握る積極的すぎるコゼットは、寂しいなぁ。
コゼットには、一瞬ためらう慎み深さが欲しいんだよぉ(^^;
とは言ったところで、先ほど言った映画で
クレア・デーンズが演じたコゼットなんかは、
パパに反抗しまくって、深夜に家を抜け出す娘だったし、
今どき古風なコゼットなんて はやらないのかもですが。
でも私にとっては、後、そこさえクリアできれば、
近年珍しいほどMyレミゼだったと思います。幸せ。
カーテンコールは、森公美さん司会。
「来年4月帝劇レミ決定!」の垂れ幕が下がってきて、
今日で終わりの人が1人ずつ、恒例のご挨拶。
「不安だらけで始めたけど支えられて千秋楽が迎えられた」と
東山さんのやっぱり外見からは想像つかない低い声にドキドキ。
「何も考えてないんです。何で考えてなかったんだろう?」と
始めた岡田さんは、「花粉症で4月は洟が垂れてたから、
4月がお休みでよかった」とか。おい〜(^^;な天然挨拶。
一孝さんは、しっかり「レミを他の皆さんに広げて!」と語り、
いい感じでまとまって気持ちよかったです。
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05月22日(日)
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