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今日の私
by かずき
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■『レ・ミゼラブル』 2,000回記念公演
SP初日、行ってきました。
とにかく、席が良かった!
最前列サブセンター、センターより通路脇A-35番。
自分の強運を譲ってくれた友人に、大感謝。
今も昔も私のファーストバルジャンは滝田さんですが、
当時、取っていただくと多かった席が、A〜E列30番台。
最近は後方や下手側が届くことが圧倒的に多いため、
もう、この席に座っただけで、かつての思い入れが
甦ってきて、ドキドキ。懐かしいレミを観るぞ気分上昇。
全体として評価すると、まとまりは悪かったと思います。
でも、やっぱり、とんでもない人たちがいたから満足。
その筆頭は、誰が何と言っても歌穂エポ。パーフェクト。
何で1列目で観ても可愛いんだ、何歳だよ(^^;はともかく、
この恋が叶うことなんて一度も考えたことがない姿が好き。
結局は、ミゼラブルな中で生きるしかないと分かっていても、
今は、自分にとってたった一つのきれいなものである、
マリウスへの思いを心の中で握り締めているんですよね。
「分かってない」と言いつつ、分かってくれることなんて
ただの夢でしかないと思っているのが切なくって・・・。
マリに積極的な現エポちゃんたちも可愛くて好きだけど、
歌穂エポに久々に会ってしまうと、「これが本物だ」と
思ってしまいました。叶わぬはずだった夢が叶った、
♪恵みの雨 なんて、苦しいのか幸せなのか分からなくて、
息を止めて見守ってしまいました。すごいぞ、歌穂エポ。
彼女のためだけにもう一度¥13,500払えます。確実に。
とんでもないパート2、鹿賀ジャベ。
実は初見なのですが、ごく当たり前で懐かしかった。
「ああ、ジャベールだわ」と観ていてスルッと思える感じ。
常に努力して、自身に誇れる自分であり続けていると感じられる
ジャベールは非常に好きですが、その誇りが貫禄と相まって、
時に間違って警視総監ですか?ぐらいに見えるのは、ご愛嬌。
そんなジャベがミシミシと壊れていく様は、非常に納得いった。
鹿賀バルは、どうしても小手先の演技に見える部分が多くて
最後まで受け付けなかったのですが、ジャベはあまりに自然で
どんな演技をしていたのか細かいことを覚えていないくらい(笑)
あ、でも、唯一、♪スターズは、やっぱりちゃんと歌える人に
歌ってほしいなと思ってしまう。鹿賀節、苦手。
パート3は、斎藤テナ。
相変わらずテンポオンチで♪襲撃 でも入りそびれて間に合わず
マリウスの「奴らは〜逃げたよ〜」が、かぶっちゃったりしていた。
でも、体に染み付いた安定感からか、当たり前にテナに見える。
作った演技はどこにも見当たらず、自然にテナルディエ。
この辺りの人々は、人生半分以上がレミだったりするんですよね。
まさにレミゼが人生の転機で、何より特別なミュージカルであるという
体に染み付いた感覚と思いが伝わってくるのが、すごく嬉しい。
彼らと同じくレミへの あふれる愛を感じたのは、岡アンジョ。
第一声がちょっとグラついて不安を感じたけれど、
以降は抑え目ながら見事な美声。レミ初見が岡アンジョだった
私には、「これがアンジョよぉぉ!」という完璧な喜びのある歌声。
が、姿と演技に関しては、今年初めてアンジョルラスに出会った
気分でいる私にとって、アンジョといえばデフォルト東山さん。
つい、容姿を見ると「でかっ!」と思ってしまうのは許して・・・(^^;
そして何より違和感と共に思い出したのは、明るい笑顔。
♪民衆の歌で、華のような笑顔で通りの左右の人々に、共に
行進するよう呼びかけるアンジョって私にとっては変なのよぉ。
思ったより、アンジョのイメージは原作に縛られていたらしい
私にとっては、この明るい優しさがアンジョだと思えなくって、
絶賛される岡アンジョに違和感を感じ続けた日々を思い出しました。
でも、Myアンジョがどういうものか確定した今、改めて見返すと、
その素晴らしさと輝きも納得できて、アンジョとしてあることに
輝きを増す岡さんも観られて、嬉しかったです。
もう1人のお帰りキャスト、岩崎ファンテ。
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05月24日(火)
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