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今日の私
by かずき
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■『新選組!』34回「寺田屋大騒動」
三谷さんらしい回と言えるのかな。
人がドタバタ出たり入ったり場面が交錯するし
そんなの誰が覚えてるねん!ってぐらい昔の
伏線が、いろいろと処理されていく回で。

でも、オダジョーの5両はまだしも、市川宇八郎の
話なんて、もともと知らない人は覚えてないよ。
確か池田屋の前ぐらいにも、ぐっさんが大阪に
かんざしを届けに行く話はあったと思うけど、
八十田さんの顔を見て記憶がつながる人ってどれくらい?
結構 マジメに見ているつもりの私だって、知らなきゃ
きっと、忘れてただろう確信はあるもんなー。
5両話は、久々に斉藤がかわいく見えて良かった。

でも今回の話は私にとって このひと言に尽きる。
「皆、それなりに有難う!」・・・をい(^^;
勇の妻vs愛人対決を回避しようと演技する源さんや、
久々に くさいのに彼が吐くと妙に信じたくなるような
女殺しの台詞を吐いてる歳さんたちの必死さを前に、
お前は言うに事欠いて「それなりに」なんかい(苦笑)
しかも、ものすげー「コントしてる香取慎吾」でしたわ。
今回も「演出、ちゃんと仕事してる〜?」って感じの、
妙なライティングが目に付いた回だったけれど、
あの演技にダメを出さないってのもどうかという気が。
慎吾ファンとしては、とても楽しかったんですけどね。

山南さんテロップに(回想)の字がついてなかったのを
うっかり見逃していたので、オープニングの直後に
生きてる姿で出てきてビックリしてしまいました。でも、
彼の「託す」で、最近ぐれてた龍馬が薩長同盟に向けて
本気で動き出したって展開は、ちょっと悲しかった。
向かっている方向自体は、新選組よりも龍馬の方に
共感していた山南さんの、でも近藤のためにある事を
最後まで選んだ山南さんの、精一杯の ひと言。
改めて泣けてしまいましたよ、私は。
08月29日(日)
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