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今日の私
by かずき
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■『I Love You 愛の果ては?』(初日)
先に言っておきますが、この文章は、
どう足掻いても、まともな感想にはなりません。
ちょっと、目がくらんじゃってるんで。
とても寛大な人だけ、どうぞ読んでくださいませ。
『I Love You 愛の果ては?』(初日)
<出演>絵麻緒ゆう、川平慈英、堀内敬子、戸井勝海
<時間>19時開演、1幕60分(休憩15分)2幕60分
<座席>Z列7番(3列目下手ブロック)
この舞台の戸井さんが好きです。
戸井さんが良いから惚れてるのか、惚れちゃうから
戸井さんが良く見えてしまうのか、ちょっとその辺の
判断が難しくなる類の舞台なのが、不安で嫌だけど。
あーでも、ちょっと理性なくして溺れたい感じも。
いや、同じような感覚は、2年目のマリウスの後期にも
感じたんですけど。でも、マリウスという役柄の場合、
「パーフェクトなマリウス」と私が感じるものは、
私にとって男としては特に魅力的でないのに対して、
今回の舞台では「パーフェクト」と感じること自体、
そう感じる人の異性に対する好みと、とても近い
だろう辺りが、ちょっと微妙な問題だったりもする。
なぜって、若くても年老いても情けなくても何でも、
とにかく「いろんな男女のミュージカル」に相応しく、
いつも必ず「男」として存在しているから。同時に、
「こんなに自然に、コメディに存在できる人に
なったんだ!」というファンとしての幸せもあるし、
いろんな気分わやくちゃで、何が一番の理由か
全然分からないけど、やたら惚れまくってる。
いや舞台全体としても、慈英さんが ますます濃く、
敬子ちゃんが ますます年齢不詳に可愛く、
絵麻緒さんが「女性らしく」かっこよくなって。
前回、後一歩弾けきってないと感じた戸井さんと
絵麻緒さんが、「男として」「女として」魅力的な
存在になった事で、より素敵な舞台になったと思う。
それに加えて個人的に、前回公演の時点では
まだ「赤ちゃん」だった甥っ子が1歳を超えて
歩き、人間らしく言葉なんぞを話し始めたことで、
こういう話に対する感覚が変わった面もあるらしく。
先日、子供が生まれたばかりの家に遊びに行って、
3時間近く子供の話ばかりしてこられたこととか
思い返して、寛大になったなぁと感慨深かったりも。
私自身は、2幕頭の「マイナス面もいろいろあるけど、
それでも一緒にいたい」と結婚できる相手に出会った
人たちを、羨ましく思う状態のままなのですが、
それでも観るたび変わって感じる舞台だなという
面白みも、再演だからこその感想なんだけど。
問題は、観る側がバランスを崩しそうで困るだけ。
基本的に私は舞台を、頭で観るのに慣れてるのに。
バランス良く感情移入して、まずはテーマを読む。
最初っから「ショー系です」とか言われる舞台なら、
ただ楽しんだり、かっこいい人に惚れこんだりして、
「あー楽しかった♪」で帰ってきてもいいんだけど、
こういう舞台で誰か1人に無性に引きずられると、
しかもそこに、好みの男っぽさを感じたりすると、
どうやって観ていいか、バランスが崩れてすごく困る。
困るけど、引っかき回されて嬉しいような気もする。
幸い、上演期間の短い舞台だし、10日間ぐらい、
溺れてみるのもいいかなと思いつつ、やっぱり困ってます。
ただいま、私と同じ日に観に行って、幕間で「批評」し、
どこかに感情とともに流されていってしまいそうな私を
引き止めてくれる人、募集中です。よろしくm(_ _)m
<8/27 08:50追加>
一晩寝て起きて思うこと。
「いろんな男と女の関係の物語」なんだから、
出てくる人に「男として」「女として」惹かれるのは
きちんとテーマを自然に表現している いい舞台であり、
私がそれを受け止められてるっていう事なのよね?
戸井さんしか目に入らないわけじゃなく、ちゃんと
慈英さんも敬子ちゃんも絵麻緒さんも好きな役がある。
それならきっと問題はないはず。よし。動揺終わり。
・・・というかこれって、上の文章のまとめね。
08月26日(木)
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