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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■画像を読むのはむずかしい
最近やたらと蛋白質摂取量が多い伯耕です。どうもこんばんは。




さてさて、今日も病院実習です。

相変わらず眠りが浅いまま今日も午前8時に起床、さあ飯だ飯だ。




さ〜てと、今日の朝ごはんは、




サトウのごはんにレトルトカレー、そしてハンバーグ!




おー、カレーにハンバーグ、日本人の大好物揃い踏みですよ。

独り寒い部屋の中で床に座ってカレーを食べる俺。





何でこんなに寂しいんですか?(←※朝からイター)





というわけで今日もシャワー浴びて着替えて、

準備を整えたら京大病院へと向かったのでありました。クソ寒ぃ。。。

忘れ物して一度引き返したため集合にプチ遅刻、むむむ。



午前中は胸部X線読影実習、

今日のポリクリ担当は医学科唯一の女性教授、T教授であります。

噂には聞いていましたが教えていただくのはこれが初めて。

何気にワクワクしながら実習はスタートしたのでありました。



というわけでスタートした実習ですが、いやはや難しいこと。

胸部X線写真の奥の深さを思い知らされる結果となりました。。。

正常所見の見え方を全て理屈で理解し、

なぜ境界が見えるのか、具体的に断面図を描きながら頭でイメージ。

病変部についてはなぜ病変がそう見えるのかも解説を頂きながら、

最後は胸部X線写真の限界についても教えていただきました。

それにしても特筆すべきはT教授の教え方の上手さ、

まさに教授に導かれ、自分達で考える基本的な力をゲットした感じです。

いやはや、胸部X線は難しい。。。。




午前中の実習も終わり、班員と画像診断について話しながら更衣室へ。



A「やっぱり画像を読むのは難しいなー。」


俺「異常はわかってもそれが何なのか確定するのが難しいね。」


A「そうそう。ここがおかしい!って指摘するのは割とできるけど。」


俺「そういや俺、ずいぶん前に難しい画像に当たったことあるわ。」


A「どんなの?」


俺「CTなんだけど、前胸部に巨大な腫瘤ができてた。」


A「前胸部の巨大な腫瘤?なんだろ。皮下血腫とか?」





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・・・



A「それは・・・国家試験では絶対に出ないな(笑)。」



画像診断はなかなか難しいものです。

基本的な読み方を身につけてもとにかく数をこなさなあかんわけで、

結局は医者になってから修行しなきゃならん分野だなあと。

てな話をしつつ、更衣室で私服に着替えて病院を後にしたのでした。




大学生協ルネで独り寂しくボソボソと昼飯を食い、(←※お約束)




午後1時過ぎ、再び大学病院に戻ったのでありました。

ああ、毎日昼ごとにカップルの中で凹む生活どうにかならんもんかね。





で(泣)





午後は治療見学の後、乳癌についてのポリクリ講義。

乳癌についての系統講義はほとんどなかったため、

この実習で一通りの知識は身につけておかなければなりません。

一方通行方ではなく問題解決・自発学習型の講義で

病理から治療法まで、一通りの知識を身につけたところで、

時間は午後4時過ぎ、本日のポリクリは終了です。

今日はなかなか充実しておりました。うむ。





自宅に戻り、さすがに眠気が押し寄せてきたため1時間ほどお昼寝。





目を覚まして午後6時半、荷物を準備して自宅を出発、

再び大学生協ルネで独り寂しくボソボソと夕飯を食い、(←※お約束)

そのまま医学部図書館へと向かいました。水曜は勉強会であります。


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02月08日(水)
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