ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[385866hit]

■7530,閑話小題 〜だんだんと正体像が見えだしてきた

   * 短期のコロナバブル崩壊はきっかけに過ぎない
 大きく言って、バブルは短・中・長期の3つがある。最悪の場合、この3つの
バブルが同時に崩壊するだろう。少なくとも、2つのバブルは確実に崩壊する。
そして3つ目のバブルが崩壊すれば、時代は大きく転換し、新しい社会が生まれる。
コロナだけでは社会は本質的には何も変わらないが、もしすべてのバブルが崩壊
するのなら、社会は「まともなもの」に戻っていく。 ひとことで言えば、
約500年前のような状態に戻るのだ。

   * 少なくとも短期中期2つのバブルが崩壊する
◉ まず、コロナショックへの救済策で膨らんだ今回のバブルは崩壊する。
これは必然だし、明快だ。いつになるかは議論があるが、崩壊することは確実。
1つ目のバブル崩壊は、コロナバブルという短期バブルの崩壊である。
次に、中期バブルも崩壊する。中期バブルとは、複数の短期バブルからなる。
短期バブル(循環)の繰り返しが中期バブル(循環)である。 
今回のコロナショックバブルは、その前のバブルが崩壊するのを防ぐために、
金融市場を救済したことによって生まれた。その前のバブルとは、2009年以降
約11年間上昇を続けていた株式バブル、不動産バブル、そしてそれらを生み
出した根源である、世界的な国債バブルだ。

◉ この国債バブルは、2008年のリーマンショックによる世界的な金融バブル崩壊
の救済措置のために行われた、前代未聞の大規模金融緩和で生まれた。
具体的に言えば、世界中の主要な中央銀行(日本を除く)が、国債を中心に
リスク資産を自ら大量に買い込んだので、これは中央銀行が作った金融緩和バブル。
 要は、世界的な金融バブル崩壊の処理を先送りするために、中央銀行がバブルを
意図的に作り、リスクは自ら敢えて抱え込んだ。そのバブルが崩壊しかかったとき、
コロナショックが起き、コロナショックのために金融財政政策を総動員し、バブル
は崩壊するどころか、さらに新しい短期バブルが生まれ、膨らんだ。
すでにコロナショックがバブルになっている理由は、コロナショックが
社会的には印象的衝撃が大きすぎ、当初無秩序に救済策がとられたからだ。
コロナショックは、急激な需要減少だが、それは短期限定的で、需要減少の総量
としてはリーマンショックよりも遥かに小さい。また、ストックも傷んでいない。
つまり工場の設備もインフラも多くのビジネスモデルも基本的には無事である。
人々の不安が解消、行動制限さえ緩和されれば、すべて元に戻る。
さらに、銀行などの金融機関が、少なくとも直接にはほとんど傷んでいない。
例えば不動産バブル崩壊で銀行の資本が毀損し、貸し渋り、貸しはがしなどが起き、
経済全体がバブル崩壊からの不況に陥ることはない。

   * 「中期バブルの起源」とは?
◉ では、この中期バブルはいつ始まったか。1980年代末の共産主義圏の崩壊から。
これにより「平和の配当」が生まれたとされ、旧共産圏は市場経済への移行経済
となり、絶好の投資機会を世界に提供したのである。フロンティア(新たな境界
領域)の出現である。中期の大きなバブルの波が生まれるには、3つの要素が必要だ。
「流動化」「外部」「フロンティア」である。 共産主義崩壊は、西側諸国に、
この3つを同時にもたらした。その後、この移行経済バブルがはじけ、アジアを
中心として新興経済バブルも1998年にはじけたはずだったが、アメリカを中心と
したITバブルとなり、21世紀を迎えた。
しかし、そこで、2001年の同時多発テロや、エンロンショックなどがアメリカを
たて続けに襲った。それを救済するために、金融緩和バブルがFRBのグリーンスパン
議長の主導により、再度作られた。サブプライムバブルが生まれ、それは世界金融
バブルとなり、崩壊してリーマンショックとなった。

・・・・・・
7136,閑話小題 〜週末はYouTube漬け!
2020年09月27日(日)
    * 就職先がTV局か、YouTube関連か
 <家についていっていいですか?>で、声をかけて、家についていった女性が、

[5]続きを読む

09月27日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る