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堀井On-Line
by horii86
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■7133閑話小題 〜如何に良い時代を謳歌できた!と、思い知る!
読書日記 〜『生きる悪知恵』 −3

                『生きる悪知恵』西原理恵子著
    * 危なかったことが多々あった!
 人生の最晩年に近づくと人間味が、うさん臭くなる! 
多々あった危なかったことが想い出される! 学生時代と20歳代に多くの
分野を覗いていたのが、それを最小にしてくれていた。 事故、酒の失敗、
事業の賭け事など、よくぞ、切抜けられたと思いだしただけでも冷汗が滲み出る。
何故か、大ごとにならず、何とか切抜けることが多かった。…そういう時に、
内的センサーが強烈に働くようだ。 ここが勝負時と見透かした時に、
最悪の想定の対策を練っていたのが、その理由になる。

「事前の一策が、事後の百策になる」という、道理を肌身でしっていたため。
何ごとも、実行に移すと、『まさかの坂』が立上ってくる! 人間社会も、
ある意味、魑魅妙霊の住む世界。動転した結果、間違った方策をとってしまう。
そして何処にでもある転落のまっさか坂の、転落の道! その辺りから、
まともに思えた人物が、何故か悪臭を漂わせて擦り寄ってくる。 娑婆世界で、
それが如実に現われ出てくる。 …それと、悪銭、身につかづ!
 ―
    * 今日は、母親の命日
 数日前に気づいたが母親の命日を、忘れるところ! 去年も、そうだった!
そして毎年、母親について書いていた。故人を思いだし、記すことと、過って
書いた文章を読み返すことがが、一番の供養になる。
  <人生は深く、重く、明るく、暗い!ものよと…> 
 これらを読返す度に、小さな世界の小さな自己満足としても、
いかに良い時代を謳歌できた!と、思い知る! これらも両親をはじめ、
祖先様の汗と、涙の蓄積の上に、築かれていることを、せめて両親の命日で
再確認したいと! 胡散臭いが、あと4ヶ月足らずで75歳の後期高齢者!
 
 このコロナ禍。コロナ禍の病院と、その背景にある、経済社会の困窮!
或る日、突然、高熱が出て、咳き込んだら、はい、それまで!
‘厄介な保菌者’として、別扱いになる。そして、死んでしまえば、
「袋モノ」の別物の保菌物件として扱われてしまう。奇跡的な特効薬が、
早々に開発されて、このパンデミックが収束することをひたすら祈るだけ!
これは、世界規模の最大級の災害である。少なくとも、まずは、自分!
そして、家庭内から、気を付けないと! 
「今ごろ何を言ってるん?」というが…当事者以外、まだまだ他人事の世界!

・・・・・・
6767,閑話小題 〜母親の命日、忘れるところだった!
2019年09月24日(火)
   * 母の23回忌ですか
 今日の随想日記を書上げて、過去文を振返ってみて、母親の命日と、初めて
気づくことになった。迂闊だったが、朝方気づいただけでも良かった。命日に、
話題にするのが故人への一番の供養。明治、大正、昭和、平成の時代に生きた
ことになる。母への想いは、ここで何度か書いてきた。
 「分類コーナー」の<検索>を入れると、即座に過去文が幾つか出てくるのが
有難い。 毎年、その都度、真正面から向き合えるのがよい。 末息子のため、
両親に溺愛され、育ったのが私の特性。時代の変遷と、何れの世界でも辛うじて
生抜けたのは、その温みが自分を包んでいる御蔭。両親との仲が良いか悪いかで
人生が大きく変化する。
 
 父親が酒のみで、博打好きで、家に殆ど金を入れず、長男故に中卒で地元企業
に就職、夜間高校を卒業後、地方公務員試験を合格し、消防士になって人生を
全うしてきた中学校の同期生がいる。 普通の人生をおくることの難しさ、逞しさを
彼の中に垣間見た。それに対し、己の置かれた立ち位置が如何に恵まれていたか! 
父親の実家は恵まれ、母親系は、二ランク落ちで、小姑に虐められた話を幼児の
頃から聞かされ育ってきた。貧しさは、その子供たちを卑しくする力が働くため、
人生計画を着実に実施すべきと、誰も助けてはくれない、自分自身の知恵を使い
生きるべしと…母親から教わってきた。両親と、時代には当たったが、問題は、

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09月24日(木)
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