ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7061,閑話小題 〜新宿ねずみ −3
      < 歌舞伎町 ラストトーキョー はぐれものたちの新宿
         2019-08-12 | ドキュメンタリー >
   * 歌舞伎町の店から垣間見る世界
 二年前の一回目のドキュメントには、半年前のコロナ禍の想定はなかった。
まさか、それが、これである! 歌舞伎町こそ『3密』の代名詞のような場所。
救いようがない。これが都内、国内、世界の繁華街全てになるから、ことは重大。
世界が根こそぎ変わろうとしている。全員がアウトローの立場に逆転した!
現象面は少し遅れるが… ただならぬこと!
 
  〜このドキュメントは、更に進行する〜
≪ 歌舞伎町に、砂の城という、場所がある。ここは、俳句の会の場所。
 狭いが、いろいろな人があつまってくる。 飲みながら俳句をよむ。
気軽な俳句。障害、発達障害、双極性障害などの人も来ている。
ここで発散できている人が多そう。 この場所にも変化があった。
19年2月に行くと、すなの〜の文字がなく、外壁が囲まれている。
差し押さえられているらしい。路地も明るく、女性、外国人も来やすい
町にと、再開発という感じになってきた。すなのしろには、
変わらず人がきていて、活気はあるが、建物が使えなくなる?

新宿のルーツ、江戸時代は花街だった。花園神社で野外演劇もあった。
水族館劇場。 この神社、私の小学生の思いで。
親と一緒に行き、蛇女、など不気味な小屋があり、こわかった。
今思えば、体に大きな障碍があり、他で働けない人などがしている芸だった。
夜、見たくないものを、何たくないのを見てしまったような〜おぼろな記憶。

71歳母が、ある夜、娘の布団に入ってきて話す。全力で働き、育てた。
お弁当も毎日手作り、食事は手を抜いていない。見ていてホントそう。
でも娘には絶対つがせたくない仕事だった。家庭教師を多数つけ、自分の
ために娘をそう育てた。それが力だったと思う。しっかりした父もいる、
一人っ子のディレクター。地味なタイプ、優等生だったという。
 32歳の娘は、完全に温室育ちだったと認める。
住んでいる家の場所はでなかったが、新宿区のどこか?だろう。
歌舞伎町の詳しい歴史を調べると面白いかな〜
 セルフドキュメント、2年かけ母を取材、
3人での自宅食事風景など自然に、素直なシーンが多かった。 ≫
 ――
▼ 暇なのは、いや「閑」なのは今さらだが、これを書くに三度みた。
 その度に、新しい発見があった。花園神社の境内での野外演劇が、毎年、
神社の好意で一時期の間、開催される。テントの組み立てと、舞台設定を
するが、最後は「ばらし」と、「掃除」が行われる。この最後の、立つ鳥
跡を濁さず。これも公演行事の一環。9年前に、事業からの撤退を決めて、
そのプロセスに入った時… <自分で始め、自分の手で終える。
『あっ、これだ!』。これがベスト!> もちろん、こうなるケースも
想定のうち。誰にも、これは分らない。 折角なら、味わえばよい!
勝海舟が福沢諭吉の批判に、「批判は他人の内、行蔵は我うち」と捨て置いた
逸話が残っている。これが、それだ! 劇団の最後のバラシがあればこそ、
次年度に向けて新たな一歩を踏み出せる。 断面には多様な模様が見てとれる。
それぞれの死があればこそ、それぞれの生が光り輝く!

・・・・・・
6694,閑話小題 〜最近の若者の恋愛事情
2019年07月14日(日)
   * 7割が彼女なし
 老いとともに、恋愛事情に興味が少なくなるのかと思いきや、類人猿の一種と
して割切ってみる、それは、逆に面白いもの。NHKの『恋話カファ 男と女』が、
なかなか面白い。「今どきの18歳〜34歳の男の7割、女の6割が付き合っている
相手がいない」と…。 その理由に、煩わしいからと。恋愛より面白いことが
多くあり、エネルギーをとられたくないとか。 要するに恋愛に対するコスト・
パフォーマンスにあわないと…。 便利な世の中になって趣味の多様化もある。  
小噺に、
 男:『月は雲間に隠れたし、貧乏人のオイラには何もすることもなし』

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07月14日(火)
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