ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7043,チョッとした小噺 〜むしろ、この世界も悪くない!
   * 閑話小題のかわりに
 閑話小題を、少しカジュアルな話題を書くに数日前から取入れているテーマ、
ーチョッとした小噺ー 頭の中で、次々と想念が浮かび消えていくのを掬い取り
テーマにするが。 面白いと思って書いたテーマが、いざ文章にすると大して
面白くないこと屡々。しかし、逆もある。
 一昨日は、壊れた電動アシスト自転車の部品が届いたと連絡があり、片道30分
ほどの川西まで行ったが、帰路、代用の自転車のハンドリングが、慣れないため、
転倒の恐怖を覚え乍らの運転で、最後の10分はヒキチャリをして辛うじて家に。…
…昨日は、その店までの道のりを何とか辿り着いた。帰り道は、乘り慣れた自転車。
ついでにタイヤ交換をしたのが良かった。
 ―
   * コロナ禍の中で…
 こういう時節には、台風、地震などの大災害がえてして重なる。まずは9年前
の東北地震の余震があり… 浅間山の噴火と動き出してきた。…最悪の時節には、
最悪のリーダーが独裁者として君臨する。とすると、トランプ再選の可能性が!
残る期間が4ヶ月。北朝鮮との交戦があれば、何とか再選?で、恐れをなし、
韓国弄りを急遽、中止。
 …ところで、コロナ禍で、群れるな、3密を避けろと言われ出し数ヶ月、経過。
これって、9年前からの経済破綻者の身分で身に付いた娑婆世界の立場と同じ。
最初は戸惑いがあったが、慣れてしまえば解釈次第でプラス面も多い。
<個に徹して無駄を省け。家族を大事にして、「人(他人)は人、我は我」と
割切り、濃厚接触を最小に。要するに… 御隠居生活のように生きろ。>
 鳥に譬えると、渡り鳥のように一ヶ所に、こだわることなく、自然の理に従い、
互いに社会的距離を置きながら日々を過ごす。今さら、比較をすることもなし。
日々刻々、世界は変化していく。

・・・・・・
6677,閑話小題 〜 思いもしなかった「管見妄語」 −2  
2019年06月27日(木)
               <常識は凡人のもの>藤原正彦著
   * グローバリズムの欺瞞
 白人の中下流層の岩盤が思いの外、固いことはアメリカ生活が長い著者は
よく知っている。そこは保守的白人層が支配しており、その中にも、階層が
明確に存在する世界。グローバリズムは、一強多弱を、まずもたらす。それが
国境を超えて、欧米世界に雪崩れこんできたから、溜まらない。特に中下流層の
白人達には堪ったものではない。
 ―
≪ グローバリズムと、「エスタブリッシュメント(=支配体制・特権階級)と、
PCが三頭立て馬車になって世界が動いてきた。トランプ勝利と、英国のEU離脱
決定は、この三頭馬車に対する初めての大がかりの反乱。 ところが、この混乱
の中で、メディア、御用学者、評論家と政官財の密着ぶりがあからさまになった。
彼らは、国民にとっての唯一の情報源だから、国民はいつも色のかかった情報に
浸っているのが現実。グローバリ信奉の学者達が国民を説得する際に使った
トリクルダウン理論(裕福層や大企業などに富を集中させれば、そこから富が
しずくのように落ちこぼれて国民まで及ぶ)は、完全に否定された。誰が、滴を
落としますか? 世界は、大富豪と、大多数の貧しい人たち分断され、格差は、
拡大された。競争社会のストレスは移民の急増などで、欧米を中心に社会は
大混乱に陥っている。
 グローバリズムとは、創始者のフリードマンが言ったように、
<国家も民族も力も持たず、一つのメカニズムが世界を結びつける>
 自国のことは国民の意志で決める、という民主主義とは、もともと、あい
れない。人は祖国で生れ、その自然で成長し、その文化、伝統、情緒で育った、
涙を滲ませた存在である。 この二つの歴史的事件とは、グローバリズムの
最先進国である米英国民の「経済メカニズムに支配されてたまるか」の叫びで
あった。 ≫
 ―
▼ 成るほど、面白い。米英の中下流層の白人が、自分たちの職業を脅かす、
 移民に、反旗を掲げるのは至極、当然のこと。 自分の生活を考えてみたら、

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06月26日(金)
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