ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[383904hit]
■7042,チョッと小噺 〜『さてはお立合い!』
チョッと小噺 〜『さてはお立合い!』
* ‘さてお立合い!’と、今さら言われても…
このパンデミックで、世界と、身近の諸相が…特大の「まさか!」の黒鳥の
到来で一変した地球軸が真逆になったように。 【さてお立合い、現状を、全て
投げうち、全く違う業態に創業し直せと!と今さら言われても! そこで壁に
なるのが…『正常性バイアス』 まずは既存のシステム。捨てるに忍びない!
想定外には想定外の知恵が必要だが、そう簡単に出るわけがない。 今日、張り
付けた数枚の写真。これが現実の世界の諸相だが、それが理解できない。
私が可能なのは、9〜12年前に「2008年リーマンショックと、2011年の東北大震災」
を経験してきたため、まさに、現実の実態は、この写真のごとくであった。
こういう写真を何度も何度もみても、正常アイアスが働いて、何をホザクカと
しか受け取れない。リーマンショック時には、このイメージが涌かなかった!
現在の黒鳥が、この数倍も恐ろしい筈だが… 少しでも気づけばよいが…
これがまた、何とかなる!という正常バイアスが働いている。
二人の倒れた男が、つい半年前に私の持論に薄ら笑いを浮かべていた!
―
* また二人、倒れた
脳梗塞で一人。複数疾患で一月で4回も入退院を繰り返してる男を加えると二人。
2人とも長年の深酒が原因で…再起は不能? この数年、毒素を振りまき出し問題
ありと思っていたが。後期高齢の75歳ともなれば歪みは仕方ないが、分ってない
のが、己自身。脳梗塞で一発で逝ければピンコロでいいが、寝たきりは残酷。
それらを他人事にしか思えないのが、『正常性バイアス』。
〜ネット検索をすると…
<「自分は大丈夫!」が、正常性バイアス
社会心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を
無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。自然災害や火事、事故、
事件などといった自分にとって被害が予想される状況下に 「自分は大丈夫!」
と硬く信じて、判断を間違える。>
・・・・・・
6675,読書日記 〜『極上の孤独/下重暁子著』
2019年06月25日(火)
『極上の孤独/下重暁子・著』
* リッチな孤独者
16世紀スペインの神秘主義詩人、サン・フアン・デ・ラ・クルスの詩
{孤独な鳥の条件」が、「はじめに」に紹介されている。
〜孤独な鳥の条件は五つある
第一に孤独な鳥は最も高いところを飛ぶ
第二に孤独な鳥は同伴者にわずらわされずその同類にさえわずらわされない
第三に孤独な鳥は嘴を空に向ける
第四に孤独な鳥ははっきりした色をもたない
第五に孤独な鳥は非常にやさしくうたう
孤独死を発見された問題になった大原麗子は、この言葉を自筆で
スクラップブックに書いて部屋に置いていたと…
孤独者には、人間関係に不器用な孤独者と、逆に孤高を保ちたいタイプある。
彼女は、後者のようだ。
〜「はじめに」が概略で理解しやすいため、全文を書き写す〜
≪ 「はじめに」
「孤独」をどう受け止めるか。人によって様々だが、「淋しい」「いやだ」
「避けたい」というほうが日本では多い気がする。
逆に、ある種の人たちは「孤高」「自由」「群れない」などを連想して「孤独」
に惹かれ、一種の憧れすら抱く。私もその一人である。
私は小学校二年で結核にかかったのだが、当時はまだ特効薬もなく、二年間、
自宅の一室で栄養をとって安静にしているしかなかった。友達と遊ぶこともなく、
否応なく孤独だった。
私は、幼くしてその愉しさを知ってしまった。誰にわずらわされることなく、
自分と向き合い、自分自身を知ることは、極上の時間であった。好きな本を読み、
妄想にふける。今の私は、その延長線上にある。
一人の時間を孤独だと捉えず、自分と対面する時間だと思えば、汲めども
尽きぬ、ほんとうの自分を知ることになる。自分はどう考えているのか、何が
したくて何をすべきか、何を選べばいいか、生き方が自ずと見えてくる。
[5]続きを読む
06月25日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る