ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5775,閑話小題 〜あと10日で71歳
* あと10日で、71歳ですか!
50歳、60歳と峠を越えてきたが、70歳代の峠からの老化の日々は甘くない。
社会的には、65歳時の廃業?を境に背負っていた責任からの解放を実感している。
肉体的に日々、足腰が弱っていくのが分かる。50年以上の腰痛持ちの身に老いは
弱点をついてくる。それに加え、同世代の人たちが、次々と亡くなっていくのも、
この年齢の風景。「背後に感じていた死神の気配が、70歳を超えると、前面から
迫る感じになる」というが、成るほど! 何はともあれ「好奇心」は人一倍ある。
アンドロイドTVと、パソコン、タブレットPCが、その好奇心を満たせてくれる。
それにしても71歳の年齢の自分が信じられない。TVで、大病などで老け気味
の60歳過ぎの人を見て、この人より自分が10歳も年上?と、愕然とすること屡々。
スポーツジムは、様々の年代の人たちの陳列の場? 若い人から見れば、かなり
の年齢である。 生きていればこその喜びも哀しみもある。それに加え、ネット
などの情報端末の進化した機器と、そこから入る知識を得るだけでも面白い。
食欲も衰えてない。何を食べても美味しい。美食も、過分すぎるほど満足した。
そのためか、牛丼、回転ずしなどのB級グルメも飽きずに美味しいと思える。
あと4年で後期高齢者の仲間入りだが、その辺りが鬼門か。 非日常も良いが、
日常こそ味わいが隠れている。夕暮れ時のアカネ空の時節がベストということ…
・・・・・・
5410,新年に 〜貧乏の性分
2016年01月06日(水)
* 貧乏の性分 〜『貧乏の神様』柳美里著
芥川賞の売れっ子作家の柳美里の本を、図書館や書店でみかけていた
ため、その印税たるや常識的にみて数千万は軽く超えていると思っていた。
ところが、預金ゼロ、電気光熱代の支払いも窮しているという内容である。
私を鑑みると、幼児の頃から商売で苦労していた両親をみていたことと、
その両親から子守唄のように「金の重要性」について、聞かされていた。
特に節約と、万一の備えとしての長期的預金の必要性が、人生の基本と
インプットされてきた。その割りに、最後は、この様だが、総額の15%前後
を家内名義の給与として40年近く積立をしていた。(残りの85%は、使う
ことにしてきた)。それが、5年前の節目時の命綱になったいた。
「貧乏の性分」の逆を考えると、「節約、長期預金、小銭を大事に扱う」
になる。金を敵のように扱えば、返り討は至極当然。 〜その辺りから〜
≪ 2012年3月16日からは南相馬市役所内にある臨時災害放送局「南相馬
ひばりエフエム」で、毎週金曜日「ふたりとひとり」という番組の
パーソナリティを務めています。3月6日現在で第143回まで放送されました。
この仕事は、無報酬です。これからは、交通費も宿泊費も食費も支給
されません。その経費が年間いくらに上るのかを計算したことはありません。
自宅に1万円だけ置いて、5万円を持って南相馬に1週間滞在する、という
ような生活を続けているのです。 非常識だと思います。 けれども、
書くことを仕事に選んだ18歳の時から金銭的や時間的には無理はしても、
自分の性分や生き方には無理ない仕事をしようと決めたのです。・・(略)
この15年間、貯金をしたことはありませんでした。
お金の使い方、金銭感覚は、両親から受け継ぐものの一つかもしれません。
わたしの父と母は、ほぼ年子で4人の子どもを拵えましたが、ただの一度も
貯金をしませんでした。父はパチンコ屋の釘師で高給取りでしたが、競馬や
ポーカーや将棋などの博打で給料を摩って、家にはお金を入れませんでした。
生活費を稼ぐために母はキャバレーのホステスとして夜の勤めを始めた
のですが、給料日前には困窮を極め、白飯に緑茶や麦茶をぶっかけただけの
お茶漬けやパン屋からタダでもらってきたパンの耳などで食い繋ぎました。
わたしの父母の両親も貧乏人でした。それこそ親の敵のように父と母が
散財を繰り返していたのは、収入が支出を上回ることに罪悪感のような
ものを抱いているのではないかと思わざるを得ないのです。
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01月06日(金)
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