ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4829,「事業人生を決心して45年」の語り直しー7
   * 出口王仁三郎の虎穴問答
 ここで大きな問題を起こしてしまった。実質ナンバーツだった取締役人事部長と社長と対立の真中に立たされてしまった。
新入社員教育以来、私に目をかけてくれ、自宅に招かれたり食事をしていた部長と接しているうちに、私主導で同期生会を
つくることになった。今から考えてみるとA部長の誘導があったが、それは後になって気づいたこと。 何度か会を重ねて
いる内に、「県知事でも招待するか」という話になって、A部長に相談に行くと「県知事とは懇意にしている」という。
その辺から配送センターの所長が、そんな会を作らせてしまった責任問題も加わり、明らかに社長直の、会潰しが始まった。
組合の温床になる恐れと、明らかに部長派閥の一つと見たのだろう。 県知事からOKの返事を貰っていたので途中で、
今さら止めるわけにいかず。何人かが会そのものを止める動きが出てきた。 私の立場が、東レの所長と人事部長の関係で、
預かりの中途半端な立場で、非常に弱い。いつ、首になるかもしれない中、その人事部長が辞めてしまった。その中で、
何とか県知事招待の会が開かれたが、その後、知ったことが、県知事招待の献金の相場が当時の100万(現在では
7〜8百)など、当時の私に知る由がない。それらのストレスで、大酒を飲んだ末に、寮内で、人をはばかることなく、
一晩中、号泣をした。泣いても泣いても涙が湧き出ることを初めて知った。後年、映画で知ったが、刑務所入所の初日に、
囚人が、一晩中、号泣するのが恒例という。 泣き終わって割り切れたのか、まず自から、その会を止めることにした。
 その頃、たまたま近くの書店で手にしたのが、大本教の出口王仁三郎の特集の雑誌。そこに、大本教の弾劾裁判での、
王仁三郎の「虎穴問答」があった。あまりに大くなった大本教に、当時の政府が徹底した弾圧をし、裁判にかけられた
王仁三郎が、戦時体制を虎に喩えた虎穴問答である。 虎穴に落ちてしまった人が、助かるために、どうすればよいか?
を裁判長に問いかけをする。 ーネットからの抜粋ー
《 ▽ 大阪控訴院での裁判長との虎穴問答−「人虎孔裡に墜つ」という禅問答
・王仁:「一人の人間が虎の穴へ落ち込んだ場合どうしたらよいか。裁判長、あなたはどうお考えになりますか?」
・裁判長:「自分は法律家だからわからないが、どういうことなのか?」
・王仁:「人間より虎のほうがつよいから逃げようとすると殺される。刃向かっていっても同じことだ。ジッとしていても虎が
 腹がへってくると殺しにくる。どっちにしても助からない。けれどひとつだけ生きるみちがある。それは食われてはだめだ。
 こちらから食わしてやるのだ。食われたらあとにはなにも残らんが、自から食わしてやればあとに愛と誇りとが残る。
・裁判長:「うーん」 と嘆声を漏らした。
王仁三郎は、この問答で大本事件を語ったのである。そして、この問答が事件の一大転機をもたらした。》
 この逸話を、自分の立場になぞらえて、その会を止めたが、この経験から多くのことを学んだ。当時の私は、良くいえば、
純粋、悪くいえば無知蒙昧でしかない。 が、その後の人生で、節目時の決断に、この経験が、大きく影響をしていた。
「駄目だと思ったら、自ら喰われてやること!  三年前も、最後の最後に、『自分から喰われてしまえ!』という内語が、
後押しをした。「逆境には根を、順境には枝をはれ」というが、逆境こそ、力が蓄える! でも・・傷だらけの上で、だが。
・・・・・・
4462, 99・9%は仮説、ですか〜 −4
2013年06月04日(火)
        「99・9%は仮説 ー思いこみで判断しないための考え方」竹内 薫著
   * 第3章 仮説は一八○度くつがえる
 東北大震災による大津波で、原発安全神話が一瞬にして崩れ去った。絶対安全は仮説でしかなかったのである。
その事実の前で社会は直ぐに手の平を返す。私も、あり得ない震災クラスの9・11テロ、リーマンショック、3・15震災で
呆気なく会社が倒産。その辺りは実感している。‘まさか!’が現実に有得ることを父と自分の経験から学んでいたので、

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06月04日(水)
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