ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4817,いま、一人前の条件
 朝日新聞の(耕論)「いま、一人前の条件」=規範ない、寅さんのつらさ」ノンフィクション
作家・高野秀行が面白い。私が一人前として自立できたと感じたのは27歳の時である。
父が亡くなり、最初の事業を千葉で立上げと同時に結婚。
その時、石油ショックが起きて、ただ無我夢中の日々だった。両足に鉄の下駄を履き(結婚生活)、
背中には創業という重い荷物を担ぎ、よろよろと坂道を登っているような日々だったが、これが
私の独り立ちであった。 以下の内容は、世界における「一人前の条件」だが、
やはり結婚が大きな目安のようだ。  ーその全文をコピーするー
《 早大の探検部以来、外国人が入らないような辺境も含め、世界60カ国以上を旅してきました。
 その経験を踏まえて言えば、
・先進国以外の大部分の地域では、結婚しているかどうかが「一人前」の一つの大きな基準。
 20歳過ぎても独身だと、 何か特別な理由、特殊な事情があると思われます。
 正確には子供が生まれて完全に一人前という感じでしょうか。
・かって半年ほど住み込んでいたミャンマーの少数民族の村では、子供ができて初めてその人の
 土地がその人の名を冠した「○○の畑」と呼ばれていました。一人前になることは、財産を含めて
 地域社会から認知を受けるという意味でもあります。
・長年、無政府状態が続いたソマリアの取材を続けていますが、ここでは「大人」という言葉に、
 成人という意味に加え、「偉い人」「長老」という意味があります。長老はだいたい50歳以上、
 10人の集団に2、3人の割合です。 人望や財力、教養があり、何か問題が起きた時に
 「あの人に相談しないわけにはいかない」というような存在です。
 氏族内のトラブルや他の氏族との争いでは、交渉の窓口になり、決定権や責任を持ちます。
 前例をもとに物事が決まる社会なので、年を重ねることは知識と経験をもつ貴重なデータベースと
 いうことになり、尊敬されます。
 私はいま47歳ですが、日本も私が子供の頃はアフリカやアジアの発展途上国のように、結婚して
 家庭をもって初めて一人前扱いされるという感覚が一般的だったと思います。
・最近は日本を含めた先進国で、年寄りの経験値の意味が薄れてきています。情報技術を駆使できる
 若い世代が圧倒的に知識量が多い。従って社会的に年寄りが尊敬されることもなければ、年をとる
 メリットも感じられなくなります。
 何歳から何をすべきだ、この世代はこうあるべきだという決めつけがなくなり、多様なライフスタイル
 が認められるがゆえに、単純に一人前とはこういう人といえなくなっています。
 例えていうなら、今の日本は山田洋次監督の映画「男はつらいよ」シリーズで、社会の規範に
 とらわれず、気ままに旅を続ける「フーテンの寅さん」が急増している社会です。 
 寅さんが増えると少子高齢化がさらに進み、社会が回っていかない。同時に本人もつらい。
 規範がない社会では自分でそれを作らなければならないからです。
 特に日本人は自分で自分の価値観を作ることが苦手。でもいったん自由になると、なかなか
 過去の価値観には戻れません。「一人前とはこうだ」というモデルを強要しない社会は、
 「自由はつらいよ」ともいえるんじゃないでしょうか。  
        * 高野秀行 66年生まれ。早大探検部時代にコンゴを探検し「幻獣ムベンベを追え」
          でデビュー。》
▼ 私の人間としての一人前は、三年前の節目時。「なるほど、自立するとはこういうことか!」
 という感覚。 家庭持った時点の自立は社会の中の承認だが、リタイアー後の自立は、社会の束縛?
 からの、自立になる。(>'A`)>ウワァ  いや、超越の方が正しい。真の孤独を味わうべき時に、
 自立できないでアタフタしている姿がイジマシイ :((゙゚'ω゚')):
・・・・・・
4450, 「死ぬのが怖い」とはどういうことか ー10
2013年05月23日(木)
            ー「死ぬのが怖い」とはどういうことかー前野 隆司著

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05月23日(金)
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