ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4769,閑話小題 ー高速道路のサービスエリアで高額品が売れる訳
* 高速道路のサービスエリアで高額品が売れる訳
先日のモーニングショーで、「何故、高速道路のサービスエリアで高額品が売れる?」をテーマにしていた。
これは長距離移動で車中に束縛された反動で、そのストレスを発散しようとする無意識のはたらき?を二組の
男女学生5人で試みるもの。 まず一組目に郊外で散歩させ、その後、寿司屋で自前で、寿司の松竹梅を注文させた
ところ、一人だけが松を選び、他の4人は竹と梅を選んでいた。もう一組には、目だけ空いた仮面を被って同じように
散歩をさせ、同じ寿司屋で注文をさせたところ、全員が松を注文をしていた。 この結果、ストレスが高額品を
選ばせる証明と結論づけていた。 10年ほど前の話だが、新潟の、ある親睦会で、知人が大きは手術後、暫くし出席を
したおりに、「退院して、何が無性にしたくなったか、分かりますか?」と、全員に問いかけてきた。
「驚いたのは、買物! とにかく何か買いたくなる衝動には、我ながら驚いた」と。 成るほど、ストレス解消には
買物が良いようだ。 女無頼作家の中村うさぎは、重度の買物症候群をネタをエッセイ風に書いている。
殆どが買ったままの袋詰め状態で、家に置いたままと宣う。 それが高額のブランド品のため、借金地獄。
その実録の迫力の吸引力はすざましい。以前からムシャクシャすると、スーパーか、百円ショップで買物をするが、
お陰で、机周りと居間は、得体の知れない小物が溢れている。成るほど、百均はミニ・レジャーランドである。
* ローリングストーンに苔ははえない
「転がる石には苔が生えぬ」とは、同じ場所にとどまらない石には、苔も生えない事象を肯定的にとられている。
私は今まで、頭も身体を動かしていれば病にならないなど、マイナスにとらえていた。 本来は英国の諺で
「A rolling stone gathers no moss.」で、「職業や住まいを転々とする人は成功できない」という意味で使われるが、
米国では「活動的にいつも動き回っている人は能力を錆びつかせない」という意味で用いられる。この違いは、
イギリスは保守的、アメリカは改革的な考え方をするためである。 類義語では、「度々植えかえる木は根が張らない/
使っている鍬は光る/転石苔を生ぜず/流れる水は腐らず」などある。30年前からは、身体と脳をフル回転させて、
ウツ病とか、ガンの予防対策にしていたが・・
・・・・・・
4402, 自分の世界の自覚 ー世界内存在
2013年04月05日(金)
* 象の皮膚の皺につく寄生虫 「知的余生の方法」渡部昇一
10年位前に、何か哲学書の中で、象の皺を全世界、そこにつく寄生虫を人に喩えた「世界内存在」の説を知った。
寄生虫は、全体の象の姿を知ることが出来ない。だから旅行や小説などで時空を超えて象の皺から出てみないと・・
この随想日記でも度々、世間とかいう枠組の批判に、この喩えを使ってきた。 ーその出所が、ここに詳しくあった。
≪ 象の皮膚の皺につく寄生虫は、自分がくっついているその皺だけが自分の全世界で、象がどのような形をしている
動物かも知らないーというようなことを言ったのは仏の哲学者ルコン・デュ・ニュイユイ。このように虫の立場から
見る世界とか、鳥の立場から見る世界とか、人間以外の動物の目から見る世界という「視点の転換」を教えたのは
J・J・ユクスキュルというドイツの動物学者である。哲学史でどう取り扱われているかは詳しくは知らないが、
人間の思考法を大転換させる業績だと思う。・・・(略)
ここから類推すると「人間は世界内存在である」という場合の「世界」は、人間の五官が認知できる世界ということになる。
縦、横、深さの他に時間を入れてもせいぜい四次元の世界である。五次元や六次元の世界がどのようなものであるかは想像も
つかない。音も光も人間が五官で羅できる周波数の範囲は限られている。それは象の皮膚の皺の中の寄生虫には星が存在せず、
梅の香りが存在しないようなものでないか。人間は五官の世界内に閉じ込められている。これから逃れる方法がない。
この状況を「人間の世界内脱出不可能性」というらしい。・・・(略)
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04月05日(土)
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