ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4754,そんなに長生きしたいですか ー6
                『日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか』久坂部 羊著
    *「表の安楽死」「裏の安楽死」
  ガンの末期の殆どは安楽死である。そこには当然、裏と表が存在する。 ーその辺りからー
《 安楽死は、患者を死に至らせるというショッキングな行為である。方法としては、人工呼吸器はずし、
塩化カリウムの注射のほか、筋弛緩剤やインシュリンの致死量投与などがあります。いずれも患者には強い苦痛は
ありませんが、おどろおどろしい印象は拭えません。このように必ず死に至らしめる方法を使う安楽死を、私は
「表の安楽死」と呼びたいと思います。それに対して、「裏の安楽死」は、必ず死に直結するわけではないけれど、
ほぼそれに近い行為を指します。「積極的」「消極的」という呼び方もありますが、「表」「裏」のほうが実態に
近いと思います。「裏」の安楽死は、当然のことながら「表」よりはるか以前から行われていました。
方法は、大量の鎮静剤の投与や、強心剤の中止、透析や血漿交換や人工呼吸の見送り、栄養の漸減などです。
誤解のないように書き添えますが、もちろん必要もないのに大量の鎮静剤を投与するわけではありません。
耐えがたい苦しみを見かねて投与するのです。苦痛が激しいと、通常量では眠らないので、必然的に大量に
使わなければならない。そのとき、家族には副作用で死ぬかもしれないとは必ずしも説明しません。
自分たちが、安楽死を選択したという意識を与えないためです。・・ 》
 ▼ ここで一人の女性の安楽死をさせるかどうかギリギリの、ケースが書かれている。安楽死を懇願され、迷ったが、
  留まった。その結果、一時的に良くなったが、その後、さらなる苦痛の挙句、亡くなった。 懇願されたときに
 死なせてやればよかったか、一時的にでも回復したことで良しとするか・・  普段は医者の口から語られない患者の
 悲惨な苦痛が、あまりに生々しい。死ぬ時は、多かれ少なかれ悶絶をして亡くなっていくことは分かっているが・・ 
 身近な人の臨終に何度か立会ったが、最後は、家族の了解の中で、医師が呼吸装置を外し、息を止めている。
 時どき、積極的安楽死を槍玉にあげた問題が生じるが、拷問のような苦痛の中で、安楽死をさせるのは当然である。
 自分の死を考えると、牛丼屋のように、「早く、うまく(上手)、安く」あげて欲しい!のは誰しも同じことになる。
・・・・・
4387, 暴走老人!
2013年03月21日(木)
                  「暴走老人! 」藤原 智美 (著)
 「暴走青年、暴走中年?」のように生きてきたので、今さら暴走老人でもない。しかしツアーで関西系は言いたい放題が多い。
特に大阪のオバチャンよりオジサンが図々しいが、最近は関西系老人が目立っている。歳を重ね歯止めがきかなくなったのだろう。 
数ヶ月前に近所を徘徊している痴呆?老人に、傍につかれ怒鳴られ続けられ、殴りかかれそうになった。最近2〜3度、顔を
見たことがあった老人。何か怒りの先をみつけ、毒を叩きつけているようだった。 駅前派出所に届け出たが、怒鳴りでは
事件にならないという。激変する時代から放置された人生に怒り(毒)が蓄積しているようだった。新潟駅前周辺の地元老人に、
こういう人たちを多く見かけた。他人事ではない。酒を飲んだ自分に時々、彼らの影をみてしまう。 ーアマゾンの内容よりー
【 待てない、我慢できない、止まらない「新」老人は、若者よりもキレやすい。現代社会に大量に生み出される孤独な老人たち。
 その「暴走」の底に隠されているものとは? 老人たちの抱えた、かつてない生きづらさを浮き彫りにする。】
 ーレビューよりー
≪ 小説家の著者は、私と同様、日常生活でたまたま見かけたこれら「暴走する老人」たちの姿をきっかけにして、現代の
激変する「時間」感覚、「空間」感覚、そして今やマニュアル化した「感情」に老人が暴走する理由を探るが、あくまでも
「暴走老人」は手がかりであり、本質ではない。著者は、暴走行為は激変する環境に乗り遅れた、あるいは読み違えて「孤立」

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03月21日(金)
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