ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4739,<つまずき>の事典 〜   ー7
         * 私は人一倍こわわがり屋!(植村直己)    <つまずき>の事典> 中村邦生編著
  誰でもこわがり屋で、神経質である。もし、そうでないなら無知か、無神経である。それを登山家の植村が逆に
 準備を周到にすることで乗り越えてきた。私も、人一倍こわがりで、神経質の性格を乗越えてきた。初めてのケニアも、
 生きて帰れるかどうか、到着するまでは恐ろしさで震えていた。でも、サファリ地区に入ってしまえば、何とことはない、
 世界で名だたるレジャーランド。要は、決心できるかどうか。人生と同じである。 ーその辺りを抜粋ー
《 ☆ 人から「そんなに次次に危険を冒してこわくないのか」と、よく聞かれるがとんでもない、私は人一倍こわがり屋。
 危険に直面したとき、自分だけはなんとしても生きたい、と思うのである。 普段の生活では表に出ない利己的なものが、
危険に遭遇したとき、あらわれるのである。ー植村直己『冒険』〜
 植村直己(1941~84)は登山家・冒険家。兵庫県生まれ。モンブラン、キリマンジャロ、南米のアコンカグア、エペレスト、
北米のマッキンリーと世界初の五大陸最高峰登頂者となった。チョモランマを除いては単独登頂。他にも、アマゾン川を
筏で下ったり、北極圏一万二千キロを犬ゾリ単独走破などを成し遂げた。この希有の冒険家も明大山岳部に入りたての頃は、
新人の中でも最もパテが早く、使いものにならなかったという。
 この『冒険』は一九八○年刊行の自伝的冒険記。引用は単独行への新たな挑戦を語る章の一節。
この「利己的なもの」という言葉に続けて、「北極圏の犬ゾリ旅行のとき、ひとたび食糧が欠乏して生命に危険を感じると、
それまで家族のように接してきた犬も食糧に見えた」と告白している。植村直己は「未知の世界に立ち向かうとき、
私はあらゆる準備に時間をかける。そして、成功への可能性が見つかったとき、初めて行動に移る」と自他ともに認める
慎重居士であった。しかし一九八四年、マッキンリーの冬期単独初登頂に成功した帰路、消息を絶った。
43歳の誕生日を迎えた後であった。この登頂は南極大陸横断という挑戦に備えてのことだった。》
 ▼ 長期の設備投資の事業をしてきたが、20〜30年以上の投資のため、多くの時代の波に曝されることになる。
  判断と、決断は、それを前提にするが、そんな先が読める訳がない。そこに底知れぬ恐怖感がまとわり付く。そのため、
 万一の備えをつくっておくしかない。今回の一連で、大部分の人が計画倒産と思ったようだが、そんな小利口なことなど、
 私に出来ようがない。出来るのは、再投資の度に、リスク管理を積み重ねてきた。そこには利己的な自分が顔を出す。
 気が小さく、愚鈍で、利己的な自分と常に出会うことになる。だから綺麗ごとが綺麗ごとと自覚できない人の心中が
 透けて見えてくる。ドラマと、現実は違う。その内面は、ドラマでは表現できない。それは、自分で経験するしかない。
・・・・・・
4372, 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 ー5
2013年03月06日(水)               
   * セックス原理主義から遺伝子中心主義へ    「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」橘玲著
 フロイトがユングにとってかわって久しい。そのユングも科学の進展のためか、これまた時代遅れになっている。
フロイトの説くエディコンプレックスの人間の本性は、あまりに極端である。身近にいると、性欲対象から逆に外れてしまう。 
幼児期からの女友達と結婚するケースが殆ど無いことをみても分かること。
 ーまずは、その辺りを抜粋してみるー
≪ 幸いなことに現在では、エディプスコンプレックスがまったくのでたらめだということが証明されている。フロイトは、
男の子の母親への欲望は生得的なもので、それを文化的に抑圧し近親相姦をタブーとすることで社会が成立していると考えた。
でもそうすると、ヒトとほとんど同じ遺伝子を持ちながら文化的なタブーのないチンパンジーやオラウータンなどの類人猿は、

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03月06日(木)
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