ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4736,<つまずき>の事典 〜   ー4
                       <つまずき>の事典> 中村邦生編著
    * 言ってはならぬ、闘いが無益などと
  人生の終盤に、あまり良い結果ではなかった?が、自分の人生を全面否定する気持ちは最小である。
 気持ちは「天気晴朗なれど、波高し」だが。 この詩は、誰にでも訪れる人生の終焉で、励ましを与えてくれる。
《  言ってはならぬ、闘いが無益などと
   努力も傷手も無駄などと
   敵はなお息絶えず、怯むこともなく
   事態は相も変らず元のとおりだ、などと。
         ーアーサー・ヒュー・クラフ「言ってはならぬ、闘いが無益などと」よりー  P-44
 アーサー・ヒュー・クラフはイギリスの詩人。ラグビー校でトマス・アーノルドに習い、その息子マシューと
生涯にわたる親交を結んだ。マシュー・アーノルドの追悼詩の傑作「サーシス」はクラフを悼んだもの。
「言ってはならぬ、闘いが無益などと」は窮地にあってなお不屈の心をうたった詩として知られる(引用は冒頭の一節)。
また第二次大戦中にチャーチルがルーズベルトへの放送の結びにこの詩を引用し、イギりス国民を励ましたという逸話を
持っている。クラフには「一度も闘わないよりは、闘って敗れた方がましである」という有名な言葉もある。  》  
  ーネットで、調べたところ、以下の訳があった。   
【 悪戦苦闘しても無駄だ、
  骨折り損だし、怪我をするだけだ、
  敵は一向に怯(ひる)まないし、逃げる気配もない、
           結局元の木阿弥だ、などと言ってはならない。
  希望を抱いて馬鹿をみるなら、心配が杞憂に終わることもある。
           もしかしたら、ここからは見えない戦場の一隅で、
  まさに今、君の戦友が逃げる敵を追っているかもしれない、
           君さえいなければ、勝利は味方のものかもしれないのだ。
  疲れきった様子で浜辺にうち寄せている波も、
           いくら苦労しても一歩も前進してはいないように見える。
  それでも、ずっと彼方の湾や入江では、じわじわと、
           そして、黙々と、大きな潮がみちかけているのだ。
  夜明けの時にしても、東側の窓からだけ、
           光が射してくるのではない。
  東の空に太陽が昇るのが、どんなに遅々としていても、
          西の方を見るがいい、天地はもう明るくなっているのだ。 ー平井正穂編『イギリス名詩選』より 】
▼ 現在の私に、一言一言が実感として響いてくる。 何もしない人ほど、いや出来なかった人ほど、
 「闘いが無益で、努力も痛手も無駄」と言い張る。闘いもない、さしたる努力もない人生ほど、毒が溜まり、
 精神を腐らせている。その毒を、他人に?に向け、吐き出すしかない人々の哀れさを、この節目でタップリと見せて貰った。
 「世界は広い。そして深い!」人類は成功によって導かれてきたが、その背後には99%の失敗と挫折がある。それが人生だ。

・・・・・・
4369, 書くことが思いつかない人のための文章教室  ー8
2013年03月03日(日)

                 「書くことが思いつかない人のための文章教室」近藤 勝重 (著)
     * そもそも書く手順とは
   12年間、毎日書き続けてきた。そして文章作法の本も数冊、読んできた割りに満足出来る内容に全く至ってない。
  しかし、この本には多くの基本を改めて確認することが出来た。以下のルールも量を書くうちに身についてきたが、
  話の筋たてのヒントが理路整然と書き連ねてある。 ー私なりに、要約してみた。
 ≪ ー まずは箇条書き、そして起承転結
 ・ まず頭に浮かんだことを箇条書きにする。そして、それを起承転結の順にナンバーをふる。
  起承転結は漢詩から生まれたもので、起句、承句、転句、決句、
  からなる。起句で文章を起こし、承句でこれを承(う)けて、転句でその単調さを破り、内容をガラッと一転させ、

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03月03日(月)
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