ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[393414hit]

■4725,近代化が進むほど、幸福感が少なくなるのは何故? ー1
   * 王様の代わりに貨幣が君臨するのが近代資本主義?   ー「経済予測脳で人生が変わる!」中原圭介著
 事業の結果が、この有様だったが、何かさばさばして心身とも空を浮いているようで、「ほどほどで、後継者に引継ぐより、
これがベスト?の感覚は、何だろう?」と考えていたが、そのヒントが、この本にあった。 森林でこそ事業経営も面白いが、
そこを出てしまえば、充実していたかの満足感の違いだけ。問題は、その後の準備をしていたかどうか。 ライフワークが
あったかどうか。 脱コード化の次への準備こそが、必要だったことになる。
王様の支配から資本支配にかわった体制が近代資本主義であり、金の力が、国も、個人の価値基準になっている。
しかし、この近代資本主義も、一部に力が集中する弊害があって矛盾が出始めてきた。 ーその辺りを抜粋ー
《 ドォルーズとガタリは、人間の欲動が制御され、文化が形成されていく過程を次のように発展段階的に説明する。
 @コード化(原始共同体)    =個人個人の平面的ぶつかり合いで秩序形成が出来る
 A超コード化(古代専制国家)  =王様が秩序形成
 B脱コード化(近代資本制)   =王様に代わり貨幣が君臨する
・「コード化」とは、拡散する人間の欲動を一定方向に導くこと、つまり「秩序形成」と考えればいいでしょう。
 『構造と力』では、「コード化」から「超コード化」までの過程が描き出されています。
・「個人対個人」を原点とする平面的なぶつかり合いによって「秩序形成」(コード化)が進行し、
 やがて王を頂点とする「垂直的な秩序形成」(超コード化)に発展するという流れです。
・「超コード化」に続く流れとして、いままさにわれわれが生きている「近代資本制」(脱コード化)社会の構造と、
 それを乗り越えた先にある、新たな世界の姿を描き出そうとしています。
 そしてこの部分が、「現代人が幸福になれない理由」と、その突破口を示しているのです。
・「超コード化」(古代専制国家)された社会では、王を頂点とする秩序によって社会の安定が保たれます。
 この「安定化の仕組み」こそが、ドゥルーズとガタリらの構造主義者が説く「構造」にほかなりません。
・しかし、われわれが生きる「脱コード化」(近代資本制)された社会においては、すでに王は存在しません。
 英国やオランダ、スペイン、タイなど、いまでも「王国」は存在しますが、そのほとんどは、日本の天皇と同じように
 象徴的存在と化しています。ドゥルーズーーガタリによれば、「脱コード化」社会において、王の代わりに秩序を
 生み出す存在とは「貨幣」になります。 「超コード化」社会における「安定化の構造」(秩序の枠組み)は、
 王を頂点とする円錐形を形成しています。》
▼ 「脱コード社会では、人はお金への欲動に突き動かされるが、お金を得ると、さらなるお金を求めて資本として
 再投下し、もっと多くのお金を得ようとする。際限なく人は、これを繰り返す」これが、現代資本主義の正体である。
 だから幸せにはなれない。それも情報化、グローバル化が、一部の強者に力が集中させてしまう。しかし貨幣の正体は、
 情報そのもの。人間の持つ潜在の自然の大きな力が、プラスにも働くのでは?という楽観論を信じたいが・・
・・・・・・
4358, 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 −1
2013年02月20日(水)
           「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」 橘玲 著
   * 「藍を捨ててバザールに向かえ。恐竜の尻尾のなかに頭を探せ。」
「藍を捨ててバザールに向かえ。恐竜の尻尾のなかに頭を探せ。」 分かりやすく言うと、「大それた成功を求めず、
自分にあった生きる領域で一番を目指し、上手くやれ!」ということ。この本には新鮮な切り口の事例が多く面白い。
次回から幾つか紹介する。特徴は弱者の戦法というところか。これから長く続く乱世に生き延びるには、大成功など
求めず、自分の強みを最大限生かし地道に勝ち抜くしかないという著者の論も一理ある。
   ー内容紹介・アマゾンよりー

[5]続きを読む

02月20日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る