ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4726,シェールガス革命 ー3
* シェールガス革命の拡大で日本経済も大復活?
「石油危機で原油150ドルに!」という見出しを、あまり耳にしなくなったのは、世界的不況に加えて、次のエネルギー源の
シェールガス開発が進んでいるためだが、その技術を日本が大きく担っていることは、あまり知られてない。
ーまずは、その辺りからー
《 米国では、急速にシェールガス社会へとシフトが進み投資ブームになっているが、それを技術的な面で支ているのが日本。
もっと言えば、日本の技術力がなければ、アメリカのシェールガス社会へのシフトは実現できないと言ってもよい。
大阪ガスはアメリカのテキサス州で開発権益を取得。現時点で、シェールガスの本格的採掘は米国やカナダに限られているが、
今後、急速に世界的規模で拡大していくことになれば、日本がもつ圧倒的な技術力が世界市場で席巻することになるのは確実。
さらには、シェールガス革命のメリットは、製造業の世界だけでなく、日本の社会全体が享受できるようになる。
石油よりはるかに安いシェールガスが手に入って、シェールガスを燃料とする火力発電が増えれば、電力の供給価格は下がる。
そうなれば、アメリカと同じように、日本の製造業の競争力が高まるとともに、工場の国内回帰にもつながる。
その結果、雇用も増え、経済成長にも貢献することになるだろう。》
▼ アメリカ経済の復活は、日本にとっても大きなプラス要素だが、アメリカへの属国化が、更に強くなる。
タイミングが良かったのか悪かったのか、東北大震災で原発安全神話が根こそぎ壊れてしまった。同じ危険なら、
まだ危険度の低い自然化石エネルギーへの選択に流れに変わろうとしている。ということは、地球温暖化と、自然破壊が
ますます進むことになる。人間は、自ら作りあげた文明で、自らを破壊する運命にある。最近、パキスタンのフンザの住民の
写真を何枚か見たが、何とも純粋で綺麗な目をしているが、それに比べ日本も含めた先進国の人たちの人相の悪いこと!
「シェールガス革命の拡大で日本と世界経済も大復活」というより、それが人類の未来にとって、最悪の結果になるのでは?
・・・・・・
4359, 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 ー3
2013年02月21日(木)
* 貨幣空間は、友達のいない世界 「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」 橘玲 著
40年以上も事業の世界にいたため、貨幣世界にドップリと浸かっていた。何はさておき事業を最優先にしないと、
競争社会では生きていけない。事業の性格上(装置産業)、人間関係の貸借表の資産を増やす必要がなく楽だった側面がある。
ー以下は、政治的空間と、貨幣空間の違いを明確に述べているー。
≪ 友人や知人の政治空間の基本は、敵を殺して権力を獲得する冷酷なパワーゲームだ。それに対して貨幣空間は、競争しつつ
契約を尊重し、相手を信頼するまったく別のゲームが行われている。人間社会には富を獲得する手段として、�相手から奪う
(権力ゲーム)�交易する(お金ゲーム)という二つの方法がある。権力ゲームは複雑だが、お金ゲームはシンプルだ。
誰だってシンプルの方が良い。だから必然的に貨幣空間が政治空間を侵食していく。また中間共同体では、それが顕著になる。
それはPTAや自冶会、会社の同期会のような「他人以上、友達未満」の人間関係の総称だ。しかし日本や欧米社会では、
貨幣空間の膨張により、共同体が急速に消滅しつつある。そんな活動は、お金を払ってサービスを受ければよいというわけ。
貨幣空間があれば、それだけで十分という人が増えてきたのである。それは、「友だちのいない世界」の出現で、愛情空間が
ダイレクトに貨幣空間(市場)と向き合う新しい世界に生きるようになってきた。友人のいない世界は、愛情空間は夫婦や親子、
恋人単位に最小化し、人間関係はますます濃密で複雑になっていく。かっての人間関係は村的な共同体に分散していたが、
いまでは極限られた一人か二人にすべての感情が集中している。・・・ ≫
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02月21日(金)
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