ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4692, 中年期の8つの危機
                  『心を癒やす言葉の花束』アルフォンス・デーケン著 
 この中で「中年期の8つの危機」を紹介しているが、曖昧に生きてくると、晩年の老年の危機になる。
以下は老人への要素であり、乗り越えられないと、老醜として現れ出ることになる。。
  ーまずは、その8つの危機から
@ 時間意識の危機(残された時間が少なくなってきた感覚に目覚める)
A 自分の役割意識の危機(多くの人は中年期までに社会的に一つの役割をはたす)
B 対人関係における危機(協調性や柔軟性が失われ対人関係がスムーズにいかなくなる)
C 価値観の危機(若い頃の価値観が揺らぎ始める)
D 思いわずらう危機(健康や将来に対して無用な不安や思いわずらいが増える)
E 平凡な人生の危機(仕事も家庭も平凡な繰り返しが多くなりがち)
F 死に直面する危機(段々と死に向かっていることを意識させられる)
G 真面目になりすぎる危機
 ▼ これが濃厚になったのが、熟年の危機。中年以降の読書の何割かは、この問いかけの内容と言ってよい。
  還暦後の問題は、まさに、この問題である。
「@先が少ない A粗大ゴミ化 B他人が煩わしいが、寂しい C人生への否定的鳥瞰(後悔)
 D将来への不安 E平凡な日々 F死の恐怖(無知) G真面目になりすぎ 」とすると、私のこと?かと、
 心の中を見透かされたような内容だが、これは自分でしか解決できない問題。その手っ取り早い解決方法は読書習慣。
 長年の早朝の読書もあって、これらの危機は乗越えてきた?が、これは100%解決できない問題。その何割かを解消する
 だけでも、数倍は楽に暮らすことができる。特に、老年は「夫婦が改めて向き合う時期」。多方が「うまくいっていない?」
 8割以上の既婚カップルが、「相方の考えたり欲したことを自分に話して欲しい」と望んでいる。しかし配偶者の75%が、
「それを聞くのをためらう」という。ここで著者は、より良い関係を維持するためには、否定的瞬間の5倍の肯定的瞬間が
 必要という。そのため、一緒に笑う、一緒に遊ぶ、特別な祝いごとなど、夫婦で楽しい時間を共有性を説いている。
 そういえば、Gの真面目になりすぎる危機、禅僧のような生活?をしている現在、何かドッキとする要素である。
 残された僅か?な人生、これまで生きてきた、生きている世界を貪欲に求めると、@〜Fをクリアーするしかない。
 それも自分との格闘の中で。 そうすると、Gになってしまう、ということ。それも、これも森林から、サバンナへの
 移行時の危機。Eの平凡な日々でも、読書生活の質もある。そうこう考えると、老年は孤老が似合うのは、当然である。
・・・・・
4325, 財政恐慌 −3
2013年01月18日(金)
    ー次の質問群であるー         『財政恐慌』浜矩子著 
 ● どれくらい遠くまで行かないと、行きたいところに行けないのか
 ● 行きたいところに行けた時、そこが行きたかったところであることを、我々はどうすればわかるのか、
 ● 我々は地図を持っているのか
  ▽ まずは、「どれくらい遠くまで行かないと、行きたいところに行けないのか 」より
* さほど遠くまで行く必要はないと思う。実は、もうかなり行きたいところ、行くべきところに近づいている。
 現象的には、すでにもう随分遠くまできている。日本の国際構造は変わった。もはや、輸出立国型の経済ではない。
 経常収支の黒字を稼ぎ出しているのは、モノの貿易ではない。 所得収支である。 日本の資本が海外で稼ぎ出した
 利子や配当や収益。それらの項目が稼ぎがしらになっている。資本輸出大国であり、債権大国の姿が既にでき上がっている。
 問題は、そのような姿にふさわしい経済社会の運行システムをどう構築するかだ。最近の流行り言葉が「絆」であることは、
 決して偶然ではないだろう。日本資本が稼ぎ出す所得を、どのような絆を通じて どう分かち合うか。
 国内においても、対外的にも。それを考える時がきている。

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01月18日(土)
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