ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4655, 閑話小題 ーゴミ箱周辺で蠢く人々
閑話小題 ーゴミ箱周辺で蠢く人々

   * ゴミ箱のネズミとカラス
 言い得て妙の例え話に、「銀行をゴミ箱、行員をネズミ、借主をカラス」がある。とすると、さしずめ金がゴミか。
私の知人に、地元銀行から持込まれる飲食ビルを中心に不動産を融資付き?で買いまくっている男がいる。
B/Sの左右を脹らましているだけだが、本人も、周辺は、それが分からない?「不動産を半値八掛にして、借入を
差引いて何ぼ、で計算すれば、マイナスか、せいぜい数億?だが、数百億の資産家気分。自他ともに資産と借入が
膨らんだ現象しか見えなくなるのがバブル。20年数年前のバブル期の自分に重なり、脂汗が出る。長期投資の
恐ろしさが分からない。 当人、色?いろ、行き詰まっているというから、「哲学書を読んだら!」と勧め、
本人も入門書を買ったようだが・・・ 「現時点での飲食ビルの買いは、大津波を前にした海岸近くの料亭での
大臣遊び」と、まさか面前では言えない。ミニバブルはカラスとネズミが太るというが。現在は大津波の一波の
引きの中、恐慌も、この程度と、水に浸かった物件を買いに入り、B/Sの左右を膨らませている姿が見えてない。 
 アベノミクスの首相と副首相は歴史に残るトンデモ人物。今や国会も、こういう人達の貴族院に化している。 
現時点は世界恐慌が本格的うねりの現象が出始めた1932年辺りに酷似。本格的恐慌は、これからが本番。
そして第二次世界大戦に入った。その時節に「東京オリンピック」の誘致をし、問題から目を背け興奮している現実に、
批判の声が聞こえてこない。2020年のオリンピックの立候補、最悪の経済状態のグループの日本、スペイン、トルコが、
最後まで選考に残ったのは、先進国?が最悪の事態を予測し、尻込みしているため。 で、ネズミとカラスがゴミさらい。
私も最近まで、そのカラス!・・ 戯言かどうかの判断基準は、「世界恐慌が既に起こっている」と見るかみないか。
  
・・・・・・
4290, 学ぶということ −4
2012年12月14日(金)
                    「最終講義 生き延びるための六講」 内田樹著
   * 自殺は平和の時代に上昇するというが・・
 まず人生で学ばなければならないのは死である。自殺を欧米では昔から禁じている。これは、奴隷の自殺を阻止するために
つくられた価値観。奴隷の最後の自由は「苦しい生」からの逃避である。自殺は基本的に容認するか、しないかは哲学的にみても
非常に難しい問題である。平和の時代に自殺率が上昇するから脆弱病と切ってすてることはできない。
  ー まずは、その辺から・・
≪ 自殺は過去100年間の統計で見ると、一番高い年がなんと1958年なんですよ。その年は{ゴールデンイヤー・オブ・ジャパン」
 なんですけれど、その年が一番高いのです。 自殺率に関しては、世界中のすべての国に該当する法則があります。
それは、戦争しているときには下がるということです。 人間というのは、人を殺すことに忙しいときには自分は殺さない。
だから、戦争中はどの国も自殺率が激減するんです。戦争が始まると、自殺者と精神疾患者数が激減する。戦争中は精神科の
待合室にも閑古鳥が鳴いている。相当に悪い人でも戦争が始まると治るみたいです。日本の場合、自殺率は1958年に突出して高い。
それから下がって、次に1967年に上がる。その後、小さい上下の波が何度かあり、バブル崩壊直後にまた自殺率がドンと下がるんです。 
そしてまた上がって現在に至る。なんか不思議な話ですが、自殺率が戦時には下がるということは、平和な時代になると人々は
自殺するようになる、ということなんですね。その理屈でいうと、1958年、撲たち1950年代生まれの子どもたちにとっての黄金時代で
古き良き時代に自殺がビークを打ったというのは、それが1931年から始まる長い戦争と、戦後の混乱も朝鮮戦争も一段落して、
「ほっとした」年だったからなんですね、ようやく生活も楽になり、だんだんゆかになっていく実感があり、そろそろ冷蔵庫も
テレビも買えそうだし、中にはクーラーや自家車を持っている時代でした。 ≫

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12月14日(土)
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