ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4593, そして、人生はつづく ー4
* 生き直すために!
朝日新聞のオピニオン「耕論」の『生き直すために』小田嶋隆 ーのコラムが面白い!
先回の「そして、人生はつづく」は、「生き直し」でもある。この年齢になると、一年ごとが生き直しの日々。
筆者は、生き直しは、「やめる」ことから始まるという。 やめることは捨てること。最近、断捨離という言葉を聞くが、
その捨てることが難しい。 捨てて捨てて捨て去ることは悲しく辛い。が、それを前向きにすることで、辛さを軽減出来る。
ーまず内容の前半の要約をすると・・
《 「人生やり直し」を二度経験している。1980年に大学を卒業して、新卒で入った会社を8ヶ月で辞めた。
何をするわけでなく、ただ不愉快なことがあったから逃げただけ。当時、上場企業の正社員というコースから一度
外れると再チャレンジが難しく、3〜4年アルバイトをしていたが、バンド仲間の知人からパソコン入門ライターを
勧められ、パソコンバブルもあって、それが当たった。しかし30歳前後から、アル中になり、酒浸り。
酒が切れるとウツ状態になる。自殺をしないためにも酒を飲み続けた。
それもあり、仕事が減った39歳の時に断酒をしたが、5日間、断酒をしたら、眠れず、幻聴まで出てきた。そこで、
心療内科に行くとアルコール依存症と診断され、「このままだと、40代で酒乱、50代で人格崩壊、60代でアルコール性痴呆。
もう一生飲まないしかないよ」と宣言された。それまで人と会うのも、音楽を聴くのも、野球を見るのも、酒を飲みながら。
医者に「酒をやめるということは、酒のない人生を新たにつくることだよ」と言われ、慣れ親しんでいたことを次々やめた。
断酒自助グループのアルコホーリクス・アノニマス(AA)で、「棚卸し」というが、いわば人生のリセットをする。
酒をやめてみると、膨大の時間が余る。何をしていいのか分からない。サッカー観戦だったり、自転車を乗り回したり、
イグアナを飼ったりして時間を潰した。・・・》 ーつづく
▼ 何かを捨てるということは、「空即是色」の現象面の一つ。「空にしてこそ新たな色が現れてくる」。
筆者は、上場企業を8ヶ月で辞め、犬に例えると宅上犬から野良犬になった。そこで、彷徨い歩いているうちアル中になり、
39歳で断酒。そこで得たのは膨大の時間。自分の能力、弱さを認めることから出発しないと、アル中から脱出できない。
物書きと、創業を目指した私とは大きな違いがある。目標がハッキリすれば、選択することが見えて、自然と、
「やめる」ことが見えてくる。20歳の頃、創業を決心した時から、私が捨てたのは「世間体」と世間の常識。
そうとはいえ、やはり本当に捨ててきたかというと、捨てきれる訳がない。決断、決心をする時にまず意識してきた。
これを捨てるには、まず全てを根こそぎ疑うこと。ここでは「やめる」と言っているが、まず自分の常識を破壊する。
人生にやり直しなど出来ようがない。天を信じて、捨てるべき時に、捨てるべきことを、捨てないと・・・
捨てることを決断することで、自ずと節目が出来る。「脱皮できない蛇は死ぬ」 脱皮出来ないゾンビが街を徘徊している。
・・・・・・
4218, 神は妄想である ー1
2012年10月13日(土)
ー「神は妄想である」 リチャード・ドーキンズ著
面白い本を図書館で見つけた。無神論の立場を知ることもあるが、「逆照射で宗教とは、神とは何か?」を知るに最適である。
欧米のように、生まれた時から一神教に染められ、神を信じない人間を否定する環境の中で育ってない日本人は、神様目線が
殆どない。殆んどは、「神は妄想」と思っているし、神の話など家庭内では皆無だろう。しかし欧米では無神論者は同性愛と同様か
変人扱いにされる。とはいえ、この情報化の中で、原理主義者などの狂信者を知るにつけ、無神論者が増えてきている。
まずは、ー背裏表紙の「内容の概要」ーより
≪ 人はなぜ神という、ありそうもないものを信じるのか? 物事は、宗教が絡むとフリーパスになることがままあるが、
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10月13日(日)
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