ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4576, ほめことば練習帳 ー3
「ほめことば練習帳」山下景子著
* 第二歩目は関心を持つということ。
ー要約の箇所からー
《 日本語には、風景や季節を愛で、讃える言葉がたくさんあります。それだけ、この国の風土を愛し、関心を寄せてきた証。
人間が好きな人は、自ずと褒めることが多くなる。旺盛な人は気づくことも多いので、ほめる材料にこと欠かないでしょう。
自分の価値観や思い込みに縛られている人はほめることができません。粗探しばかりしてしまうとしたら、要注意です。
それは、相手に関心があるのではなく、つまるところ、相手を否定しているのですから。 ひとりひとり違う人の能力。
それを敬う気持ちが、ほめ言葉につながるのでしょう。》
☆ 第二歩の(能力に敬意を表するほめ言葉)
多才/三舟の才/詠雪の才/七歩の才/十八番/立て板に水/達筆折り/紙付き/圧巻/ハ面六膏/鬼才/鍾々たる/
賢い/利口/造詣が深い/知的/優れている/上手/腕が立つ/ハ丁(八挺)/器用/妙/巧み/堪能/秀でる
▼ それぞれの個性を認めて、絶対肯定する言葉が「ほめ言葉」になる。ほめることは、相手だけでなく、自分を
肯定することになる。このことを自ら分かっているか?というと、分かってない。 肯定は意志。それが分からない。
* 第三歩は、円滑油となるほめ言葉
《 ほめ言葉は、潤滑油としての役割も果たします。これらを第三歩としてまとめました。
特に日本人は、この使い方を大切にしてきたようです。しかし、それゆえの弊害もあります。
よく「心にもないお世辞」などといいますが、実際、ほめ言葉とお世辞の境い目は限りなく曖昧です。
下心がなくても、相手がそう感じれば、お世辞になってしまいますし、反対に下心があっても、相手が感じなければ、
ほめ言葉です。ですが、人を傷つけないための潤滑油は、必要だと思います。それよりもむしろ、ほめることによる効果を
期待することの方が、問題ではないかと思うのです。 たとえば、やる気を出すためにほめるなどということも、
見返りを求めているといえないでしょうか。ほめ言葉は、言葉の贈り物。義理で贈り物をすることはあっても、
はじめから見返りを求めて贈り物をすることは、気持ちのいい行為ではありませんね。》
☆ 第三歩 ー潤滑油となるほめ言葉
結構/重宝/面白い/珍しい/初めて/筆舌に尽くし難い/そこはか/微妙/雰囲気があるいい/気が利く/
卒が無い/機知に富む/打てば響く/才覚がある/成る程/頼りになる/愛想がいい/いみじくも
▼ ほめ言葉は言葉の贈り物。贈り物には繊細の注意とタイミングと、綺麗な包装紙で包む必要がある。
まずは身近な家族から、ほめる訓練をしてみようか。家内が服装に迷ったとき、何時も私に選択を委ねる。
その時がチャンスである。(逆の場合は、無視されるが) そういえば、母親が子供の頃から常に褒めてくれていた。
ほめ言葉は、愛情の自然表現になる。ほめていれば自然と愛情が入る。逆に貶すことは、憎悪の念が入ることになる。
・・・・・・
4201, 呪いの時代 ー16
2012年09月26日(水)
* 「ほんとうの私」という幻想からの脱却 ー2 「呪いの時代」内田樹著
「ほんとうの私」という幻想、考えてみると実に奥行が深く面白い。ある種の人間、それも比較的軽い人間が陥りやすい心理トリック。
その幻想に本人が気づかないから始末が悪い。会社が倒産したり定年で辞める節目に、ハッとする。「本来の自分はこんな会社に
いるべき人間でなかった!自分の人生、失敗した」と。これが実は「ほんとうの私」という幻想のなせるワザに気づかない。
結婚相手の選定の失敗と思う夫婦の確率95パーセントと酷似している。 結婚も職業選択も振り返れば似ていることが分かる。
それ以前に人生は幻想そのものだが。で、結婚相手と、選定した職業を呪うのが必然となると、大方の人は人生を呪う宿命?になる。
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09月26日(木)
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