ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4388, 「うつ」かもしれない ー3
           ー「うつ」かもしれない ー死に至る病とどう闘うか 〜磯部潮著
   * ウツの治療 
 ウツ症とウツ病の境は、日常生活に支障をきたすかどうか、軽症か重症かは、「死にたくなる度合い」がが目安という。
逆にいえば、それだけ苦しいのである。 身近にも自死した人が何人かいる。共通しているのは、真面目で、几帳面、感情は
表に出さず、周りの人を思いやる心優しさがある。また、考えに弾力性がなく、自分一人に固まっている。 こういう人が
暴発すると秋葉原の無差別殺人のようになる。私がウツ病に何で興味があるかというと、人間の原点が、見え隠れするかである。 
人生は生易しくはない。要は難題への対処である。息をつくところがないと、ストレスが蓄積していく。ウツの治療には、
「薬事療法」と「認知療法」がある。薬事療法は、医者と相談して症状にあった薬をみつけ最小を前提に治療すること。
それに対し認知療法は、ウツの人の持つマイナス思考、悲観的考え方を修正するスキルをいう。私は昔から、その類の本を
身近において常に手に取ってきた。その一つに中村天風の一連の「積極一貫」の哲学の本がある。これは本当によい。
 ウツによる歪みが固定化されると、「視野狭窄」に陥り、自殺の危険性が出てくる。だから普段より予防剤として、少し
気持ちが落ち込んだとき手にする習慣をつけておくとよい。この本にある、「「5つのコラム」も心のコントロールによい。
1枚の紙に5つのコラム(欄)を作って、何か問題が起きたときの状況や自分の考えを書き留めていく方法で、
頭であれこれ考えるよりも、冷静に客観的に検討することができる。
5つのコラムのうち、(状況、感情、自動思考)の3つは、自分の「認知のゆがみ」をはっきりとさせるのに役立つ。
あと2つのコラム(別の見方・考え方と最終的な心の変化)を合わせて書いていくことで、「認知のゆがみ」を直すに役立つ。
 第1コラム 状況(気持ちが落ち込んだり、不安になったときの出来事)
 第2コラム 感情(不安、怒り、悲しみなど))
 第3コラム 自動思考(不快な感情を経験するときに心に浮かんだ考え)
 第4コラム 自動思考とは別の見方・考え方
 第5コラム 最終的な感情と考え(心の変化)
ここで詳細を省くが、ネット検索で「5つのコラム」で調べると、事例が数多く出てくる。 著者は、日常生活での日々の
習慣づけは大変なので、第三と、第四だけを頭に思い浮かべるシュミレーションを薦めている。書いるうちに自分の思考の
癖が見えてくるだけでも効果がある。心は荒馬のようなもの、時間と愛情をかけて乗りこなしていくしかない。
 ・・・・・・
4014, 事業生活39年の、独り語り ー3
2012年03月22日(木)
    * 武澤ゼミ (20歳の頃 ーある教授との出会いー3)
  高度成長の真っ只中、創業人生が面白そうと20歳の時に思い立ち、色いろの教授に触発された。その最大の恩師が、
 人事管理の武澤教授である。その後も、ゼミOB会に2〜3年に一度は参加していた。10年ほど前に亡くなられた。
【 1024, 22歳の日記−2    ー武澤ゼミについて
  何度か書いた事があるが、ゼミについて考えてみる。この時期は、武澤ゼミと寮とクラスメイトなどの過去4年間の友人が、
 ほとんどを占めていた。その中で武澤教授の影響が大きいことが、当時の日記からうかがい知ることができる。ゼミでは、
 一週間前に社内トラブルの事例(ケース・スタディー)の用紙を渡される。その間に対処を考えて、全員で徹底的に議論をする。 
 その後、その事例研究のベストの答えの用紙を見せられる。そこで私たちの出した結論と、その差異について更に議論をする。 
 また二班に分かれて、それぞれが議論した結果を持ち寄り、互いに議論する。その結果、知っている限界の知識と体験をもとにした、
 それぞれの地言葉(赤裸々)の議論になる。 教授は要所要所以外はほとんど話さないで議論の推移を聞いている。
 考えるヒントを与え、議論を通して「考えること」を促す。そして「考えることは如何いうことか」と、一歩踏み込んでいく。 

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03月22日(金)
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