ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[393927hit]
■4341, イタリア人と日本人、どっちがバカ?
「イタリア人と日本人、どっちがバカ? 」 ファブリツィオ グラッセッリ (著)
* 「南イタリア人と、日本の地方人、どっちがバカ?」
日本在住のイタリア人が書いた本だが、なかなか面白い。イタリアは、北と南では民度が大きく違っていて、
著者も、その一人だが、北イタリアはドイツをしのぐといも言われる。 南イタリアは北の植民地的存在で・・・ 首都圏と、
その他の地方とかいう日本の感覚に似ている。最近の日本は欧州のPIIGSと同じレベルか、その下にまで成り下がってきた。
まずは、 ーアマゾン〜内容紹介ーより
《 アメリカ型経済を真似て、私の国はメチャクチャです」。在日20年以上のイタリア人建築家ファブリツィオ・グラッセッリは、
こう語ります。 敗戦後の奇跡的な復興から、近年の政治・経済・社会の劣化、教育制度の危機、アメリカ主導のグローバリ
ゼーションまで長い歴史を誇りながらも、今では「立派な」借金大国である日伊両国には多くの共通点が存在します。
国家破産に向かう今日のイタリアは、明日の日本の姿なのでしょうか。 架空のイタリア人一家(ビアンキ一家)。
ミラノの工場で働き、賃金カットの危機にあるビアンキ氏と憧れの国日本にやって来るニートでオタクの息子。
彼らを主人公にストーリーが展開し、かの国で今、何が起きているかを描くとともに、日本を少しでも良い国にするための、
ウィットに富んだ提言を行っている。》 ー 要所を抜粋してみる ー
・「北イタリアだけを取り出してみれば、その経済の成長力や生産性の高さは、ドイツよりも上で、事実上「ヨーロッパ随一」
であるということが、よく言われます」(30頁)。
・「お互いがギブ・アンド・テイクの関係で成り立つこうした縁故関係を、イタリアでは「クリエンテリズモ」と言います。
そしてイタリア人の社会は、この縁故関係をもとにした、無数のいわば「利権集団」の集まりから成り立っています」(38頁)。
・「イタリアは、近代国家建設の時点で、南イタリアを「絶対に」必要としていました。・・・ それは、一種の「コロニアリズム」
=植民地主義だったと言って良いでしょう」(70頁)。
・「今もなお、イタリア人が「あまり働かない」国民であるというイメージが根強く残っているのは、はっきり言って「偏見」
でしかありません。それは、ヨーロッパの労働者について調べた具体的な統計にも、はっきり表れています」(116〜7頁)。
・「ベルルスコーニは ・・・ イタリアの政治の仕組みを、アメリカ型の「新自由主義」に変えること、そして、イタリアの経済を
本格的に「グローバル化」するという使命を帯びて首相官邸に乗り込んで行ったわけです。
・・・ にもかかわらず、その政策遂行に当たっては、古いローマ政界の政治システムに頼らざるを得なかったのです。
・・・ 結果、ベルルスコーニは。彼のバックについていた勢力から見限られ、首相の座を降りることになったのです」(178頁)。
・「彼らにとって、プライオリティーの最上位にあるのは、「国際金融システムを、健全に保つこと」です」(189頁)。
・「バブル経済の興隆と崩壊、そしてその後の「空白の20年」と言われる時代に、一番大きく変わってしまったものは、
日本人のメンタリティーだと私は思います」(207〜8頁)。
▼ 青の洞窟内でイタリアの船頭が、カンツォーネの歌の合間に、「がんばれ日本」と言っているのをTVでみた。
北が南を植民地化しているのを、この本で初めて知った。 その視点からみると、日本も首都圏が日本を支配している。
ということは「地方は首都圏の御荷物」であり、「南イタリア人と、日本の地方人、どっちがバカ?」の質問になる。
その首都圏も8年以内に100%、直下型地震がある・・・「人からコンクリート」は、埼玉周辺の副都心造りが最重要になる。
何がオリンピックか! まだ高度成長期のバイアスが罹っている石原。 戦後日本のバイアス(偏見)そのもの。
・・・・・・
3966, 首都圏崩壊の可能性、7割 ー2
2012年02月03日(金)
[5]続きを読む
02月03日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る