ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4264, しまった!  ー12
                       ー しまった! 「失敗の心理」を科学する ー ジョゼフ・T・ハリナン (著)
   * 人生の財産 ーこの著書を総括するー A
 瞑想は、静かに独り座し、心を沈め、バイアスのかかった自分を見つめ、かえりみて己をしることである。
ある人は、「飛行機のビジネスクラスで世界を移動することを仕事の核にしている」という。10時間以上の、まとまった時間、
ただひたすら、黙想する。その時、深い何かに触れるという。 前回の旅行でエコノミーの席だったが、耳栓をし、同じように、
ただひたすら黙想をしてみた。「一万メートル上空で、時速千キロ以上のスピードの空間の半睡のような黙想体験は、言葉で
表現し得ない悟りというか、マドロミに包まれた夢のようであった。 考えるでなし、何かの思いが浮かんでくれば思うまま、
半睡状態にいる。それが飽きることなく(トイレと食事以外)、その状態。宇宙と一体になっているような、何かから解放されて
いるような永遠な何かと一体になっているような。疲れ果てたとき、決断したいとき、頭を整理したいとき、ただ、あの空間で、
飲食のサービスを気ままに受け、自然体で黙想するには理想的空間である。高速の移動空間は、脳内活動を活発にすることは
新幹線内での読書で経験していた。 学生時代の友人の娘が日航のスチュワーデスをしていて、小泉元首相が外国への飛行での
機内専用サービスの担当になった時の経験談を聞いたことがある。「10数時間、お茶を一口飲んだだけで、ただ眠り続けていた」
という。あれは疲れで寝ていたと同時に、黙想?もあったのだろう。 過去に機内で同じ状態でいた時間はあったが、ひたすら
10数時間を黙想状態にしたのは初めての経験だった。 時間とお金に余裕があれば、充分価値のある時間になると、納得。
この経験から、ひとつの習慣が出来た。休日などで、ふと何もすることが無いとき、独り寝室で半睡をする。大体30分〜一時間。
ただ目を瞑り、休む。 この春から始めたヨガで、最後の5分、マントラを聞きながら大の字で弛緩する。これも機内と同じ状態。
好きなことに熱中している時も、これと似ている。この時間こそ、人生の財産である。私には時間という財産だけは充分にあった。
装置産業を選び、それゆえに固定化されたマイナス面があったが、反面、自由になる時間が充分にあった。これこそ財産だった。
秘境ツアーに、読書に、パソコンに・・ 日本人には、何もしないと価値のない時間と思い込む妙な習性がある。定年をむかえ、
それまでの延長に生きている人が、あまりに多い。私も似たようなものだが、改めて、じっくり時間の過ごし方を考えなければ!
・・・・・・
3889, 積極的逸脱 ー2
2011年11月18日(金)
 積極的逸脱は、その視点で捉えると多くの分野で見て取れる。ベターに妥協せずベストを求めた結果の現象が逸脱になる。
天才と秀才の差は逸脱をしているかである。秀才は決して逸脱はしないで、その世界の価値観の中で頭角する。
野茂がメジャーに行き、その後にイチロウ、松井秀喜が続いた。初めてのチャレンジは逸脱と捉えられがちになる。
彼らは天才、それとも秀才だろうか? 日本のレベルを超えているので、日本では天才、アメリカでは秀才?
いやイチロウはアメリカでも天才だろう。 そう考えると天災、秀才は比較の問題になる。とすると、自分で地元で、
積極的逸脱をしていたと思っていたのは、自己詭弁でしかなかったことになる。単なるアウトサイダー、ハグレモノ。
天才は、対象に没頭するあまり誤解のベールに包まれ逸脱者として扱われてきた。
 ところで、酒や薬でトリップするのを積極的逸脱というのか?というと、それは違う。
前回、書いたが、40・50歳代に多くの問題が重なり、そのストレス解消のため秘境旅行に数多く行ったが、
これは日常からの積極的逸脱であった。 その総量のエネルギーと感動は、その他の人生の総量と同じぐらいはあった。
人生の積極的逸脱で見られるのは、40歳半ばから50歳で一線を引退し、早々に自分の趣味の世界に入る人がいる。

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11月18日(日)
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