ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3903, 精神力ーその偉大な力  ー4
 この年齢で昔読んだ本を読み返し、書評を書いていること自体が奇妙である。精神論というと、現代では怪しげに思ってしまうが、
それを信念と置き換えて考えると、違ってくる。人は、それぞれの信念に従って生きている。問題は、それを前向きの思考にするか、
どうかである。世の大部分が、後ろ向き人である中で、よほど強固なベースがないと大勢に流されてしまう。そこで、一歩二歩
離れるか、孤独の時間を確保して自分の信念を守らなければならない。 信念という言葉には語り尽くせないほど奥行がある。
  * 信じることの魔術
 信念を変えることで体験の世界が変わります。信念は本人の精神の一つのあり方です。
大生命の力を信じなさい。大生命を見ることが出来ないし、信念も見えないが、それを通して行うことは見えます。
確証を見ることは出来るのです。信じることを前向きなことに使うことこそ鍵がある。
  * 人生の四つの基本
・ 第一は、大生命力すなわち【神】の善さ、完全さ、信頼性、敏感さなどに積極的信念を置くことです。
 知性的で善良な愛の生命力が、あなたをこの世に送ったのです。大生命力は悪いのではなく善いということに気づくべきです。
・ 最二に、自分が偉大な【人間】であることに気づくべきである。神性を持つ持つ大生命力が人間として個性化して、人格化して
 人間というものが出来たと認めるべきである。自分を下等と思えば下等に行動し、他人もあなたを下等と思うでしょう。
 しかし、自分が大生命の化身と気づけば、その能力が、あなたの自由になるのです。
・ 第三に、運不運という、あらゆる信仰を捨てて、大生命力の【法則】に従って行動すべきです。大生命力の流れの中に、
 みずから新たな原因を注入し、自分のために新しい思想を受け入れ、新しい体験を持つことを信じるべきです。
・ 第四に、人格の【不死】を信じなければならない。他界しても自分は生きていると信じなさい。これは実用的です。
 そう信じて行動すると、目の前の難問が何時か解決すべきことでなく、今すぐに解決すべきことになる。
 この四つの基本的なこと―神、人、法則、不死―に、積極的な信念を置けば、何に対しても否定的な信念を持つことがなくなります。
▼ 基本の一つの【法則】と中村天風の説と、ほぼ同じ。 積極一貫こそ、人間を宇宙の進化に従って生き、発展する術。
 積極的な前向きな信念に一つまとまり塊になって一つの方向に歩くことこそ、人間の健全な姿。精神力=信念を自分の帆にして
 人生に吹く風を利用し堅実に前に進めばよい。 当時これらの精神論が極限の中での道標となり心を支えていた。 現在は哲学?
 ・・・・・・・
3538, メビウスと、自・他
2010年12月02日(木)
  * 他人とは何か
 池田晶子の「自分の内側と、その対比としての他人」についての考察がよい。
 「14歳からの哲学」の『他人とは何か』で、以下のように述べている。
【「自分が存在しない」ということは「ない」ということも、先に気がついたことだったね。だから、やっぱりすべては存在するんだ。
 存在しないということはなくて、世界も他人も存在するんだ。 すべてが自分として存在するんだ。なぜなら、自分でないものが
 存在するということはないからだ。「他人」なんてものは存在しないと最初に言ったのは、この意味だ。 他人の存在を認めないとか、
 世界には自分しか 存在しないとか、そんな子供じみたこと話をしているんじゃない。これは本当に深くて、本当に難しい話なんだ。
 これも、ここだけの話だけど、このレベルの議論についてこれるのは、本当に少数だから、君は、そういう大人を目指せばよい。 
 ・・・・  大きい自分に小さい他人同士がつながっているからだ。 大きい自分のう〜んと深いとろまで到達しているような人、
 たとえばお釈迦様とかキリストとか、そういう人なら、他入の痛みも他人の心も、自分の痛み自分の心として、きっと一瞬で
 わかってしまうに違いない。「メビウスの輪」を知ってるね。内側を辿って行ったら、そこは外側だったというあれだ。

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12月02日(金)
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