ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3597, 誤訳口臭論
仏文学者の鹿島茂のコラムに「誤訳と口臭」論があった。なかなか面白い切り口である。
≪ その昔、手がけた翻訳書における誤訳の指摘がされると、気が気ではなかった。
最初の翻訳書が出された時、誤訳の指摘に関する記事が専門の学会誌に掲載された。
読んでみるといちいちもっともな指摘で批判を甘んじて受けるしかないわけだが、実際に指摘した人物の試訳を見ると、
むしろそちらの方が誤訳だらけだ。この程度のレベルかと、少し安心する一方で、無性に怒りが込み上げてきて、
その人間の過去の翻訳文章における誤訳の指摘を、今度は対抗して学会誌に掲載すべく、原稿を書き始めたが途中で
馬鹿らしくなって、結局やめてしまった。このように、人の誤訳というのは見つけやすいものの、自分の誤訳は他人から
指摘されるまで分からないことが多い。 誤訳というのは「口臭」に似ていると思われ、自分口臭に気がつかないまま
「おまえの口は臭いぞ」と言うことに似ているという。「だから、非常に攻撃的に他人の誤訳を指摘している人を見ると、
 この人は、たぶん自分の口臭には気がつかないタイプの人なんだろうなと思う」。
「口臭のない人がいないのと同様に誤訳のない翻訳はない。これだけは真実である」と、思いやられる。≫
 〜 だいたい、こんなことだが、政治家の足の引っ張りあいの国会答弁、これって口臭でなく・・・
  これから思いつくのが「陰口口臭論」「悪口口臭論」がある。
  これは、世間とかいう現象社会にドップリ漬かっている基礎教養の欠落している人たちの放つ毒。
  放っている連中は面白いが、その毒をまかれた方は・・・ 毒には毒をもって制するというが、それ以前に、
  毒婦、毒男には近づかない方がよい! 彼らには、それが全世界でしかない。 これも口臭か!
 このブログをネットを通した口とすると、口臭を放ち放題ということか。 凄い口臭なのだろう!自分では気づかないが!
  だから誰も、ブログなど書かないのだろう! 素裸で、大通りに大の字で寝る覚悟が無ければ、もの書きになれないと、
  瀬戸内寂聴が書いていたが。  私など無理無理! 絶対に無理!
 ・・・・・・・・
3232,  「黒字亡国」から抜け出そう ー1
 2010年01月30日(土)
  * アメリカの持つ魔法の財布
 文藝春秋の2月号の三国陽夫(三国事務所代表)の ー「黒字亡国」から抜け出そうーが、考えさせられた。
【 円安で、輸出黒字でドル資産226兆は帰ってこない。今こそ「ドル支配」を脱せよ! 】という論旨である。
アメリカは輪転機でドルを刷り、日本は汗水を流して製品をつくり、アメリカに輸出する。その支払金のドルは、
支払われるが、再び本国に還流される。何時か、そのシステムが崩壊しても、損害を被るのはドルを持たされた国。
 効率からいえばアメリカの方が効率的。これからみると、日本はアメリカの奴隷国家でしかないのである。
≪ 日本メーカーが、自動車をアメリカに輸出すると、アメリカの消費者はドルで代金を払います。
日本のメーカーは国内で従業員の賃金を払ったり、仕入れ代金を決済しなければならないので、円が必要となる。
そこで日本の銀行にドルを売って、円を手に入れます。この段階でメーカーの帳簿上では輸出代金の決済が
出来たことになりますが、じつは国全体で考えると、決済の実態は完了していないのです。
 本来であれば、ドルを買った日本の金融機関は、為替市場でドルを売って円に替えます。
ところが、日本は一九七0年代から恒常的に輸出が輸入を上回るようになったため、市場では輸入のために払った円より、
輸出して受け取ったドルの方が多く出回っています。 量の少ない円と、より多いドルを交換しようとすれば、
必ず円高になってしまいます。 すると外需依存型の日本経済にとっては不利になるので、ドルを持っている金融機関は、
円に替えずにそのままドルとして持ち続けます。ドルであれば投資先として数多くあるし、機軸通過ですからアメリカ以外の
国へ支払いも使えます。 二〇〇八年のデーターでは、輸出額から引いた貿易収支、サービス収支、海外資産の受取金利から

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01月30日(日)
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