ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[395244hit]
■3298, 一年の重み
図書館で久々に小林正観の「人生を楽しむための30法則」を、見つけ借りてきた。
例の「ありがとう」教の本を書いた人である。 それで一番ありがたかったのは、彼だろう。
それはいいとして、何げなく目を通していると、以下のような面白い内容があった。 一理ある。
私の場合というより世界中がインターネットのお陰で情報が手軽に入手できるようになった。
10年前にパソコンとネットに集中したお陰で、良いにしろ悪いにしろ情報の質と量が飛躍的にアップ、
恩恵を充分に享受している。 20年以上の秘境旅行の積み重ねが相乗効果になりベースが大きく変わってしまった。
一年という時間を以下のような1年の重みの捉え方はしたことがない。 まずは、その部分を抜粋してみる。
≪ 48歳と32歳の間の16年は、単純な年数ではありません。もし今、40歳とすると、40歳までの情報量、
経験量と、41歳までの1年とは、同じ重さを持っています。 その一年は膨大な内容と密度と充実感を持っています。
その41歳までの経験量や知識量、情報量と同じだけの密度と情報量が、今度は42歳までの1年に入ってきます。
つまり今までの人生の総量に相当する情報量や楽しさ、面白さが、これから1年に待っているということです。
今、十代、二十代の方たちにはわからないかもしれませんが、30歳代を過ぎると、加速度的に情報が入ってきて、
人生がますます面白く展開されるでしょう。 そういうわけで、16年の差というのは16年分だから大したことはない、
とうことではなくて、32歳の人と48歳の人は、情報量が二の一六乗違うのです。≫
〜〜
それは闘い続けていたり、学び続けている人に言えること、何も変わらない人には当てはまらない?と思うが・・。
私自身の実感は正観に近い。 表面的には誰も分からないだろうが10年前の自分と現在の自分は別人と思うほど変っている。
振動針の幅がプラスマイナスが大きく振れるようになっただけで、成長の変化ではない。逆に、経験量、知識量、情報量が
逆に自分をマイナーな気持ちをもたらしたり、これまでの人生の失敗の傷口を広げることにもなる。
そこで、それは他者も同じような経験をしていることを知らなければならない。 それを知る基盤が教養である。
・・・・・・・・
2923, 中沢新一の『三位一体モデル』 −2
2009年04月06日(月)
『三位一体モデル』中沢新一著 −読書日記
*「霊」は何か?
ここでいう霊とは、英語でスピリッツ、ドイツ語でいうガイスト、日本語で霊(たま)という。
語り得ない「神」とか「霊」をどう表現するか興味を持って読んだが、神を三位一体モデルとして、「父」「子」「精霊」と
構造的に分解している。一つの見方だが、それを思考法として利用したり、この世界を理解するには有効になる。
その一つの「霊」を、ひとことで「増えていくもの=増殖するもの」としている。「父」たる普遍的なことを、現実の姿として
「子」キリストなどの現象とし、霊(増殖するものとして)を使って世界中に布教していく便利な存在?である。
この霊を組み込んだキリスト教が、<増殖>現象を自分の中に抱えこんで世界に爆発的に布教していくことになる。
それが西欧資本主義の出発点になるのである。ここが、イスラム教と、もっとも深い対立点になる。
ーー
* イスラム教との「増殖」をめぐる対立とは?イスラム教は、キリストが神の「子」という点、そして増殖原理である
「霊」を唯一神の中に組み込むという点については、絶対に認めない。イスラム教にとって、神と人間のあいだに立つ媒介する
存在など、あってはならない。イエスなど、ただの預言者でしかない。 ただひとつの神に霊を組み込むなどということは、
絶対にありえないこと。なぜなら、霊は「増殖現象>を起こすなど、唯一の神アッラーは増え得ないからである。
イスラムにとって、アッラー自体は変化しない。しかしキリスト教徒は、じつに微妙なかたちで、「増える」という原理を
組み込んでしまった。イスラムにとって、「神の本質が増えるとはどういうことなんだ」ということになる。
[5]続きを読む
04月06日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る