ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3250, 新・マネー敗戦 −1
以前、NHKスペシャルで「シリーズ マネー資本主義」を放送していた。
■第1回 “暴走”はなぜ止められなかったのか 〜アメリカ投資銀行の興亡〜 2009年4月19日(日)午後9時00分〜
■第2回 “超金余り”はなぜ起きたのか? 〜カリスマ指導者たちの誤算〜 2009年5月17日(日)午後9時00分〜
■第3回 年金マネーの“熱狂”はなぜ起きたのか 2009年6月14日(日)午後9時00分〜
■第4回 ウォール街の“モンスター” 金融工学はなぜ暴走したのか 2009年7月19日(日)午後9時00分〜
■最終回 危機を繰り返さないために 2009年7月20日(月)午後7時30分〜
■ウォール街の“モンスター” バブルは再び起きるのか 2009年12月20日(日)午後9時45分〜
再放送も含めて食い入るようにみた。 紙切れ(ドルとアメリカ国債)を刷って、再びアメリカに還流するシステムを
追う番組である。そこには、紙切れで世界中のものを手に入れる仕組みをインタビューや解説で解明していた。
それは正にアメリカが親のネズミ溝。それがアメリカ資本主義というらしい。その最大の被害者は、もちろん日本。
ところで先日、知人から、「新・マネー敗戦」を一時間ほど借りて、速読をしてみた。
大筋は、このアメリカ・ドル本位主義の構造の分析である。
* 「新・マネー敗戦」 岩本沙弓著
ー この本の概要といえば ー 《 ネット参照 》
19世紀から20世紀にかけて繁栄した英国は、絶頂期でデフレに見舞われた。しかし金本位制を廃止せず緩やかな没落の道を辿った。
その英国に替わった米国は、ドルを世界中に流通させ金本位制を廃止した。 実物資産の裏付けのないマネーの誕生である。
バブルが起きるたび、その対策として投入された膨大なペーパーマネーはさらなるバブルの原因となった。
自国通貨を基軸通貨として世界に流通させ、ペーパーマネーを溢れさせた米国はさらに原油を用いて、ドルの価値の維持と
産油国経由の米国への還流を図る。 原油決済をユーロで行う機運が出てきた際には、原油決済通貨をユーロに変更したイラクに対し
戦争を仕掛けてまで自国の繁栄を図ってきた。 それでも原油決済通貨の変更がなされる現在では米ドル需要の減退は時間の問題。
6000兆円ともいわれる公的債務残高を積み上げた米国ではドルの減価を通じて、米国債の返済負担を下げ、さらに新しい通貨発行で
再びマネーを呼び寄せることを考えている. .ドルが減価しつつあるトレンドラインからして、2012年秋口には1ドル=60円になる
との予想。米国はそれに併せて何らかの部分本位制の新通貨を発行し借金の棒引きを図ることも決して想像できないことではない、と。
このような状況の中で、弱肉強食のライオンアメリカとシマウマの日本。その図式は「米国債を外国に買わせ、その後にドル安に
して実質的な借金棒引きにする」こと。 過去においては日本が被害をうけたが、現在は中国がその流れに乗りつつある。
ーーー以上だが、このカラクリを知ると、隷属国家の日本の姿が哀れである。 70年代以降、金に代わって原油とのリンクに
よって保ってきたドルの価値をなくし、借金を棒引きを図るアメリカ。 そのためには原油の価値を喪失させ、世界の原油の需要の
減退につれてドル需要が減少すれば、ドルの価値も地に落る。で、オバマに変わったと同時に、電気自動車と原子力、風車、
太陽熱へのエネルギー転換キャンペーンである。 行き着くところは、アメリカにとって都合の良い結果になっている。
その腰巾着だったのが、自民党と完了である。 まずは、そこから、次はアメリカとの距離を置くこと! ー つづく
・・・・・・・・・
2875, ポルトガル人のみた信長と秀吉
2009年02月17日(火)
「日記をのぞく」ー日経新聞編の一編 ールイス・フロイス「日本史」ー
の中で、ポルトガル人フロイスの見た信長と秀吉の姿が新鮮に写し出されている。
現在、「天と地」をNHKで放映しているが、直江兼継の見た秀吉と信長の姿と重ねると面白い。
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02月17日(水)
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