ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3251, 新・マネー敗戦 −2
* ドル一極の世界通貨システムの崩壊
「既存の赤字を埋めるには更なる借金をしなければならない米国は、特に90年代以後、製造業を切り捨て金融大国に変貌し、
借金をし続けた結果、米国の公的債務残高はいまや64兆ドル(6000兆円)とも言われている。現段階ですでに支払い不能は明らか。
米国にとっては、都合のいいときにドルの価値を高め、各国から投資資金を呼び込み、ある程度借金が膨らんだところで
バブルで弾けさせドルの価値を下げ、借金を実質損として計上できれば、最も少ない金額を支払えば済む。借金体質の米国にとって
最も必要なものは、ドルの価値の大きな継続的な上下である。だが、1971年にドルと金との交換を中止して以来、これを利用した
米国の資金集めと借金棒引きシステムも限界にきた。 金の裏付けをなくしても、これまでは原油という枯渇燃料で価値を
保ってきたドルだが、それも各国の原油決済通貨のシフトがユーロなどで行われる現在、米ドル需要減退は時間の問題。
現存する借金をなるべく多く踏み倒すために、米国は同じようにドル暴落を図るしかない」
ーー
世界の国々は長年、汗水流して貯めた資金の価値を一方的に減額されるのだから変になるが、紙切れしか発行してない
アメリカ本体は、何の問題はない。 そこで金本位制度に戻るか、何割かの金の交換を約束する部分金本位制度にすればよい。
それを見越して、彼等は大量の金を持ち続けていた。しかし日本政府には強力な圧力で最小の金保有しか認めなかった。
現在でも、アメリカの10分の1以下である。 2001年の9.11テロの数ヶ月前に、スイスフランが事前に予知した??が大量に
買いに入っていたと著者の岩本は書いている。 陰謀説は、その辺から出ている。 テロ筋が、スイスフランを買っていたのを
察知した金融筋が、それに便乗したか、それとも為替差損の利益を狙った金融筋がテロを動かしたのか?
得体の知れない魑魅魍魎の世界である。 アメリカの経済学者が公然と、「アメリカの一極支配はソ連・東欧の崩壊と同時に
始ったが、まだ序盤である。金融恐慌とはいえ、圧倒的な海軍を持つアメリカの軍事力がある限り牙城が崩れることなどない!」
と断言していたのには驚いた。 いまなお、世界はアメリカの手中にあるのだろうか?
それとも、リーマンショックで世界恐慌を引き起こしとことで、大きく弱体化したのだろうか?
これでは、紙切れで原油をかすみとられるアラブの怒りも分からないでもない。
イラク戦争も、ドル一極体制を守るためだったということ。 今回も、アメリカを除く世界中がマネー敗戦になる。
そう考えるとアメリカこそが諸悪の根源?ではないか。ゴールドマンサックスなど焼け太り。 北朝鮮など可愛いもの?
・・・・・・・・
2876, オバマはグランドキャニオンを直視できるか
2009年02月18日(水)
「現代思想」ー金融恐慌特集ー の中の「オバマはグランドキャニオンを直視できるか」
マイク デイヴィス著 の例えが奇抜だが分かりやすい。
ーまずは、その概要からー
1540年、初めてグランドキャニオンを見下ろした欧州人のカルデナスが、その景眺望に恐れをなして後ずさりをして、
逃げ帰ったという。その三世紀後に、次に見たアメリカ陸軍のイヴスも二回遠征して、「殆ど凝視に堪えないほどの恐怖」
という報告をしている。 要は二人とも自分たちが観たものを理解できなかった。
その後の南北戦争の英雄と地質学者や画家のチームが、コロラド川に取りつかれるが、その時に初めて、
グランドキャニオンは的確に描写されるようになった。数年かけた調査によって、グランドキャニオンを
受け容れる概念が出来たのである。遠く隔たった時間をかけて、想像を絶する景色を受け入れることが出来たのである。
現在の金融恐慌をグランドキャニオンを探検した人々のように、我われが今回の金融危機を、これまで持っていた理解力を
乗り越えることが出来るだろうかと、問題提起している。そしてオバマが今回の危機を直視が出来るのだろうか?と・・
オバマのプランといえば、「社会主義」ではなく、「超資本主義」であり、その中味は、
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02月18日(木)
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