ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3232,  「黒字亡国」から抜け出そう ー1
* アメリカの持つ魔法の財布
 文藝春秋の2月号の三国陽夫(三国事務所代表)の ー「黒字亡国」から抜け出そうーが、考えさせられた。
【 円安で、輸出黒字でドル資産226兆は帰ってこない。今こそ「ドル支配」を脱せよ! 】という論旨である。
アメリカは輪転機でドルを刷り、日本は汗水を流して製品をつくり、アメリカに輸出する。その支払金のドルは、
支払われるが、再び本国に還流される。何時か、そのシステムが崩壊しても、損害を被るのはドルを持たされた国。
 効率からいえばアメリカの方が効率的。これからみると、日本はアメリカの奴隷国家でしかないのである。
 〜〜
≪ 日本メーカーが、自動車をアメリカに輸出すると、アメリカの消費者はドルで代金を払います。
日本のメーカーは国内で従業員の賃金を払ったり、仕入れ代金を決済しなければならないので、円が必要となる。
そこで日本の銀行にドルを売って、円を手に入れます。この段階でメーカーの帳簿上では輸出代金の決済が
出来たことになりますが、じつは国全体で考えると、決済の実態は完了していないのです。
 本来であれば、ドルを買った日本の金融機関は、為替市場でドルを売って円に替えます。
ところが、日本は一九七0年代から恒常的に輸出が輸入を上回るようになったため、市場では輸入のために払った円より、
輸出して受け取ったドルの方が多く出回っています。 量の少ない円と、より多いドルを交換しようとすれば、
必ず円高になってしまいます。 すると外需依存型の日本経済にとっては不利になるので、ドルを持っている金融機関は、
円に替えずにそのままドルとして持ち続けます。ドルであれば投資先として数多くあるし、機軸通過ですからアメリカ以外の
国へ支払いも使えます。 二〇〇八年のデーターでは、輸出額から引いた貿易収支、サービス収支、海外資産の受取金利から
負債の支払利子を引いた所得収支など、これら全てを合わせた日本の経常収支は、年間十六兆円の黒字です。
 こうした日米の収支の不均衡は、本来ならば為替レートが変動することによって調整されるはずでした。
円高ドル安になれば、アメリカは輸入を減らすでしょうし、逆に日本は割安感の出てきたアメリカ製品の輸入を増やす。
そうして輸出と輸入が均衡するまで円が高くなるはずです。ところが、アメリカへの輸出を減らしたくない日本は、
円安を維持するためドルを持ち続けた。 そればかりか日本は市場でドルを買い支えてきたため、さらに多くのドル資産を
保有するはめになってしまいました。 その結果、累積した日本の海外純資産は、二〇〇八年末の段階では二百二十六兆円にも
達するものの大半がドル建てです。 この黒字分を円に替えず、ドルのまま放置しておくのは、言わば掛けで売った品物の代金を、
そのまま取引先に預けているようなもの。 いくら売り上げがあっても、それを回収して現金を入手しなければ、
どんな企業であれ、資金繰りが詰まってしまう。それは国でも同じことです。・・・・ ≫
 〜 資本を海外に輸出することは、「お札の詰まった財布を相手に渡すようなもの」である。
  その金を、サブプライムローンなどの債権と証するものと、交換するのだから、どうもこうもない。

・・・・・・・・
2857, 人生を振り返り、俯瞰してみると −1
 2009年01月30日(金)
 人生を振り返り、俯瞰してみると (似たようなことは何回か書いてきたが再び・・)
0〜9歳は、家庭では躾、学校では集団生活の決まり事を刷り込まれる時期。遊びと学びの基本を学ぶ。
10歳代は、スポーツと勉強を通して、選別されていく時期。とにかく、学ぶ時期。
20歳代は、泥まみれになりながら、社会人としての基礎を身に付ける時期。
30歳代は、それまで蓄積した全てをそれぞれの創造に向けて吐き出す時期。家庭づくりも、創造になる。
40歳代は、人生の八割がたが決まり、一息つけるが胸突き八丁でもある。
50歳代は、大きな人生の回り角、競馬でいうと第三コーナーを回って直線に差し掛かる時期。ゴールを意識する。

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01月30日(土)
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