ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3023,衝撃的な「ひらめきの話」
 
  「生の科学、死の科学」 −養老孟司 対談集ー 

 養老孟司の対談集に、慶応大学教授で映像作家の佐藤雅彦の話が衝撃的であった。
 ー彼の語っている一部分を書き出してみるー
【 その日、家の窓から外を見ていたら、まだ見たことのない映像がガーんと出て、今までの中で一番大きかった。
 それが、三年後に、100万本ソフトになった『IQ〜インテリジェントキューブ』というゲームです。
 この世界観が突然出て、動けなくなってしまった。 暗い画面に、あるステージが浮いている。
 向こうから巨大な四角いキューブがガンガン来て、その前を七人とイヌ一匹が逃げ惑い、
 僕はその人たちに『右に行け』とか『危ない』とか、叫んでいるのです。 しばらくして、これが僕がやったことがない
 コンピューターゲームなのかと思って、一週間後に、ソニー・コンピュータエンタティメントにのこのこ出かけていった。
 僕は一線級のディレクターの誰かに話を聞いてもらいたかったのですが、話を聞いてくれたのはポロシャツ姿の
 おじさんでした。 拍子抜けをしたのですが、気を取り直して「この人に望みを託そう」と、決めて、頭の中の世界観を
 話したら、僕のことをジッと見て「その話は面白いよ、僕と契約しないか」「えっ」。
 そのポロシャツのおじさんは、何と幸運にも副社長だったのです。 】
【 甥にと東京駅でお土産に買ったルービック・キューブをいじっていたらバーンと構造が見えた。
 当時27歳の時です。それからです、わけもなく頭に映像がクルクル流れるとか、カタカタというか、
 とにかく勢いよく動くのが始った。 それまでは‘AならばB、BならばC,ゆえにAならばC」と理屈でやっていたのが、
 そんなことでは現実の問題は追いつけないのです。 20歳代前半は酒でも飲まないとやっていけなかったのが、
 あのルービック・キューブ以来、一滴も飲まなくなった。 飲みたくないのですよ。これ以来、わけがわからないけれど
 面白いというような映像がいっぱい見えるようになって、それでCMプランナーになったのです。
 そうしたらスポンサーから話がくると、♪《スコーンスコーン コイケヤスコーン》とか♪《バザールでござーる》
 みたいなのがどんどん頭に中に来て・・・・・・・。》】
  〜〜
 モーツワルトが似た状態で「作曲モードに入ると、完成した音楽が宇宙の彼方から聞こえてくるようだった」というが。 
現実にこういう話を聞くと人間の脳の不思議さを感じる。特に天才脳の・・(天才は梅毒による脳のロックの開放説もある)  
また、数学の天才にも数式を見ただけにで、自分でも知らないうちに答えが出るとかいうのもある。
もちろん十二分の基礎があっての上だが。 飛行機事故で一人助かった少女が、「何か神がかりの顔をしていて、
何かが憑いていたのでは」という、まことしやかな話もある。 これは、ひらめきとは関係ないか。

 ・・・・・・・・・
2658, 幸福の4階建て
2008年07月15日(火)

      ヾ(●´∀`●)GOOD MORNING!!
京都大学の工学部の新宮教授が、古今東西の幸福論を読み漁った成果としての「幸福の4階建て論」説が面白い。
《「幸福ということ?エネルギー社会工学の視点から」 新宮秀夫著 》 
「新ストレス学説」の創始者・ハンス・セリエ(1907-82)は、そこで、《人間はあまり「無事」だけでは、死ぬ時にガッカリする。
「ストレスは欠くことのできない人生のスパイス」こそが重要》と主張しているが、
 その部分から触発されて、幸福論を4つのステージに分類した。これが面白い。
  4階:克服できない苦難や悲しみの中に、幸福がある。
  3階:苦難や悲しみを経験し、それを克服する。
  2階:獲得した「快」を永続させる。
  1階:人間の本能的な「快」(恋、富、名誉など)を得て、増やす。
・幸福の1階は人間の本能的な「快」、つまり富、恋、名誉を得て、それを増やすことである。
・2階は獲得した富や名誉を永続させることである。 そこに時間的要素を入れ、いかに長続きさせること。

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07月15日(水)
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