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堀井On-Line
by horii86
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■3018, 旅する力 ー深夜特急ノート ー2

 「旅する力ー深夜特急ノート」 沢木耕太郎著    読書日記

第一章 旅という病

 * スタインべックの『チャーリーとの旅』には、
  ―子供のころ、たまらなく何処かに行きたくなると、大人は私に「大きくなれば、そんなに
  むずむずしなくなるよ」といったものだ。年齢から見て大人の歳になると、中年になれば収まる、
  と言われたものだ。いざ中年になると、今度は「もっと歳になれば、その病は治るよ」といわれた。
  いま58歳だが、これだけ歳をとれば大丈夫のはずだが、いっこうになおらない。
    解)年齢ごとに行きたくなる場所が変わっていく。だから、その歳ごとに行けるところに行くのが理想的。
     時間の隙間を見つけ強引に行くしかない。定年後に行こうとしても、限界がある。準備を充分してもだ。
 
* もし旅が病だとすれば、私がそれに冒されたのはいつのことだったのだろう。
  ひとり電車に乗って行ったあの旅においてだったのだろうか……。その小さな旅がすべての始まりだったかもしれない。
  「最初のひとり旅はたった一日で逃げ帰ることになった」 中学生の時、伊豆・大島の三原山を登る途中、
  テントを張っている若い男性から「泊まるところが決まっていなかったら泊まってもいいよ」と声をかけられ、
  泊めてもらうつもりだったが、犯罪者ではないのかとの疑問が恐怖に変わり、山を下りるとそのまま東京に戻ってしまった。
  「たくさんの経験を積んだ今なら、その男性を冷静に判断しただろうが、その時は、誰かが親切にしてくれた場合、
  それがどういうことなのかを判断する力量がなかった」
    解)私の旅の病は《学生時代の30日間の欧州旅行であった。》
     自分を取り囲んでいた殻が、大きくヒビが入り、半年間は放心状態であった。
    日が経つほど、ヒビの割れ目が大きくなっていくのが分かった。
    その翌年に、北海道の一人旅や、そして九州、紀州、能登と一人旅をした。
    一人旅は、一歩踏み出せば気楽で良いことを、その体験上知ったが、世界に出て行く器量はなかった。
    もし可能性があるとしたら、20代までだろう。 私の場合は。
    あの21歳の時の旅行は、私の人生を大きく変えた。 今から考えてみると、
    ・世界は広いこと 
    ・人間も社会も普遍的な部分と異質の部分の両面を持っていること
    ・自分の目線は、多くの世界の目線の一つでしかないこと、この三つを二十代の経験から知ったのである

 ・・・・・・・・
653, サッカーやオリンピックで、何故ひとは熱狂するのか
2008年07月10日(木)

   あまりサッカーの歴史のない日本人が、欧州や南米のサッカーの盛り上がりに、
  「何故あそこまで熱狂するのか?」戸惑うことが度々ある。
   人種間や、国家間の代理戦争?とは気づいてはいたが、ある本にその辺の事情が詳しく書いてあった。
   巨人阪神戦が盛り上がるのは、関東人対関西人の、特に関西人のコンプレックスのハケグチということか。
   サッカーで韓国が異常に燃えるのも、先進国に対する追いつけ追い越せ精神が拍車をかけている。 
   現在では、世界共通の集団チームプレーとして、代理戦争の様相さえ示している。
   そう思ってみると、またサッカーが面白く見えてくる!
 ー (哲学ワンダーランド・貫成人著)より
ある時期以降の世界的サッ力ー熱の背景には、「人間の本質」などという、
ある種崇高とも見えるような事柄には収まりきらない複雑な事情がある。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにはボカ・ジュニアーズとリバープレートという
二つのチームがあり、互いにライバルチームだ。 いわゆるダービーマッチ」といわれる
同一フランチャイズのチームだ。・・・・Jリーグなどでは、かつての横浜マリ・スと横浜プリューゲルスなど、
ダービーマッチの対決でも、その応援は、ほかの試合とそれほど変わらないが、アルゼンチンの場合には異なる。

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07月10日(金)
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