ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2998,他人に厳しく、自分に甘く
 「世界は感情で動く」 ー3           読書日記
 ー 行動経済学からみる脳のトラップー
   * 他人に厳しく、自分に甘く

 我われは「感情のトラップ」にはまっていることは自覚をしていたが、それを一つずつ解明している本である。
 前に「ピーク・エンドの法則」を取り上げてみたが、今回は「帰属のエラー」について取り上げてみる。
17章の「他人には辛く、自分には甘い?帰属のエラー」である。
ーまずは帰属のエラーとはー
まわりに起きる社会的事象や、自分や他人の行動の原因を推理・推論することを「帰属」あるいは「原因の帰属」という。
  それを理論化したものが「帰属理論」。 下記のような、色いろなエラー、ゆがみなどを「帰属のエラー」という。
1. 知覚的に目立った情報・刺激に左右されること。
2. 他者の行動に対しては性格・個性などの内面的要因を重視する。
3. 自分の行動に対しては極めてポピュラーで普通の反応であり、
   普通とは違ったとすれば状況、なわち外的要因が異なったと思い込むこと。
4. 自分が成功すると、自分の内面に理由があり、失敗すると外部に要因を求めること。
 こうしたバランスの取れない判断は、とても奇妙な結果を生むこともある。
2,3に関しては誰でも身に覚えがあるだろうし、他人の失敗は、元々あいつは、そういう奴だと非難するが、
  自分が失敗をするとタマタマ失敗しただけと、自分に言い含めてしまう傾向がある。
   「期限を守る」ということにかけては、自分の能力に信頼を置いているし、「期限を守る」他人の能力は高く評価する。
 でも、自分が期限が守れなかった場合は、「めったにないほど大変な事情があったからだ」と言い訳をしたりする。
  しかしながらその事情とやらは、距離を置いて眺めたり、他の人に当てはめたりしてみれば、少しも例外的なものでなく、
  どこにでもあることだとわかる。 かくして、「期限を常習的に守らない人の言うことは信用するなかれ」
   という帰属のエラーにひっかかる。
   --
 「世界は感情で動く」というより、「世界は気分で動く」という題名の方が適切ではないかと読み込むほど思ってしまう。
  気分で90パーセントは動いているのだろう,
人間は。だから、それを如何に隠すか、目立たないように勤めなければ
  ならないのである。 人生をふり返ってみた時に、そのことが鮮明に見えてくる。 
  それほど人間は理性的ではないのである。 特に人間は他人に厳しく、自分に甘くなる。
  そういう人は、評論家に向いている。特に引退した野球の選手に、それが露出して見える。
  思わず、「それほどの選手だったの?」と言いたくなる評論が度々である。

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2634, 娘に贈る12の言葉  ?3
2008年06月20日(金)

ー 2、大好きなことに情熱の全てを注ぎなさい。ー
・何かを始めるのに年齢なんて関係ない。好きな道を歩みなさい。
・素晴らしい人生を歩むためには「お金をもらえなくても、やりたいことをやるべきだ」。
・細部に注意を払えるかどうかが成功と失敗を分ける。
 →大半の人が成功できないのは、限られた範囲の、不十分な調査しかしていないからだ。
 →徹底的に調べる。それによって初めて他人よりも多くの知識を得ることが出来る。
 →大変な労力を要するが、そのステップこそが人に差をつけられるところだ。
 →情熱を傾けられることに打ち込みなさい。
 私は中国に価値があると「思っている」のではなく、中国に価値があることを「知っている」のだ。
 I thinkではなく I know なのだ。
 ーー
解)「好きこそモノの上手けれ」
  「好きと嫌いじゃ どれほど違う 命ただやる ほど違う」
   自分が好きなことを、早めに見つけること。
 ーー
ー 3、常識はそれほど常識ではない。 ー
・ほとんどの常識は間違っている。
 危険な場所には誰も行きたがらないし、投資もしない。
 →だから全てのものが非常に安い。
・新聞だって、そのまま信じてはいけない。

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06月20日(土)
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