ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2997、定年か〜  ー2

 「うれしい定年 さびしい定年」ー 55歳からの賢い生き方ー   北 連一 (著)  

 私が会社から離れて家庭だけの生活になったとしたら、まず「家内との日中の折り合い」が大問題になるのは解る。
定年直前に「定年後は、私の管轄下よ!」と、旦那に一括を入れていたのをドラマで見たことがあったが、
深い男の悲哀を感じ取ったことがある。 実際の似た場面も立ち会ったことがあったが・・・
私など三連休になると、家内に顔をまじまじと見られ大きく溜息をつかれ嫌味が始るのが常。 
「妻への詫び状」という、妻に白旗を揚げた、だらしのない男たちの見本帳のような本を取り上げている。
人口問題研究所の統計だと、離婚した夫婦の男の平均寿命は、死別した人や配属者のある人に比べて10年ほど短いとか。
だから離婚も耐えなければならないのである。 ある生保の調査によると、女性の1割以上が
「夫と同じ墓には入りたくない」と答えている。 更に、ここで取り上げている30年前の『定年後』の内容が凄い。 
その著者は妻のことを「古猛妻」と命名している。
その妻に定年前に、「五箇条の御誓文」の提出を求められている。
一、午前中は一歩も書斎を出ないこと
二、小遣は現在の2万5千円
三、食事の内容には一切要求をつきつけない
四、仕事の上でやむを得ないと認める以外は外出を禁じる
五、これらを不服として大声を発することをしない
 これは実録小説といっているが、大筋は事実だろう。
ここで著者は「定年に先立って、その後に来るものを詳細周到に予測していたが、女房の支配権の無差別な
拡大という致命的な問題をぬかしていた」と、予期せぬ事態に戸惑う。
「定年で自由の身になったと思ったのは春の日の蜻蛉に過ぎない。時間単位で公私を区切る近代的雇用とは
比べようもない、運命共同体的な四六時中の関係に女房がいた」と。まあ、大変なことである。
離婚をして独り暮らしをしている同年輩の人が実際に何人かいる。 やはり10歳は老け込んでしまっている。
 ここで一句 「 うれしくも 悲しくもあり 独り味 」 「 笑えるうち 笑っておけと 涙目で 」 
そう遠くない日が待っているが、その時は、その時であるとしか、いいようがない。 死んでしまえば同じこと!

・・・・・・・・・・
2633, 娘に贈る12の言葉  ー2
2008年06月19日(木)

 第一の言葉から要点を抜粋してみる。
 一言一言が、肯ける内容ばかりである。過去に上手くいったことを省みると、そのとおりである。
 考え抜き、調べつくして確信できたこと以外は失敗した。オリジナルはなく、周りの流れに従ったときである。
  ーー
1、他者に流されてはいけない
ー他者に流されず、自分の頭で考えることー

・君には「君」という優秀なブレーンがいる。自分自身で調べ、考え、確信できることを見つけなさい。
 他人に、たいていの問題に関しては、自分のうちに問題を解決する能力をもっているものだ。
 自分の考えに従って行動することだ。
・君のアイデアが笑われたら、それは成功へのサインだ。→大勢に従って、成功した人間は誰一人いない。
 以前、中国は投資するに値しない国だ、と言われていた。しかし、1990年代に
 投資対象と気づいたのだ。実際の中国を調べると、13億の人たちが懸命に働いていた。
 その上に、貯蓄率が35?もあり、それを投資に向けていた。そんな国が成長しないわけがない。 
 ところがアメリカはどうだろう。、1990年頃の貯蓄率を4?で、今ではたったの2?である。
 しかも深刻な借金を抱えている。他の人が常識に従っているうちに、中国に投資をした。
 おかげで、700?のリターンを得ることが出来た。
 世間の常識を疑ってきたからこそ儲けられた。 →世間の常識は疑うこと。
・オリジナルな「自分でいること」。色んな分野で成功してきた人は、誰のコピーをしていないだろう?
 ソニーをごらん、ソニーは周りとは違う。彼らは常に周囲と違うことをしてきた。
 誰も歩まない道を行くからこそ成功をすることが出来る。

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06月19日(金)
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