ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2992,転機を迎えた受験ビジネス
 
 * 先日の産経新聞のトップ記事に時代の変化をみた。

早稲田大学が、関西に中・高校一貫校を開校しようと新規に募集したところ、
245人の高校に対して35人に留まり合格者が28人。中学も140人に対して170人の受験者しかなかったという。
中学では三次の募集を賭けたが、結局は合格者は定員の半分に満たない63人だという。
私立の中・高一貫校は加熱する中学校受験ブームの中核だったのに、早稲田の不人気ぶりに受験の環境の一端を
示すことになった。 来年度からは男子だけを男女共学にし、寮も取り入れ全国からの募集に切り替えるという。 
早稲田のブランドが落ちたのか、不景気なのか? 早稲田当局からみたら、横面を殴られたような気分だろう。
 また日本の大学より直接、アメリカのハーバードに受験する事例もあげていたが、私の知人の息子が直接、
アイルランドや、オーストラリア、カナダなどに留学している。
それも本人が、そうしたいというから行かしているという。 まあ、良いことである。
 H20年度で、私立大学の47パーセントが定員割れになり、3分の1の34パーセントが赤字の倒産の危機に瀕している。 
 少子化、不景気、価値観の多様化などで大学経営も、いずこも厳しい時代になったのである。
昨年の11月に駒沢大学が、財テクの失敗で154億円の損失を出したと、大々的に報じられた。
慶応大学もH21年・3月期で保有有価証券の含み損が366億円という。
そんなところで、果たして経営学を教えてよいのかと疑問が出るが、時代が変わったのである。
 しかし、少なくとも3倍位はあって然るべきなのに、驚きである。

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2628, 日本経済、どん底への転落
2008年06月14日(土)

 連日、日本経済の悲観論の本。本屋で見かけたが、買うほどではないが
読んでみたいとおもっていた。それが、長岡の図書館で先日借りて読んだ。 
 まずは、この本の紹介文と、目次からー
 ー「日本経済、どん底への転落」 著者・水谷研治/著   ー読書日記
 ーー
いますぐ借金経営と訣別しないと、日本は「もの不足」=悪性インフレに突入する!
日本経済の実態を明らかにし、痛みを伴なう本格的な改革の断行を提言する。
これまで日本経済は世界に卓越した「ものづくり」による強力な供給力に基づく経済力で、
敗戦後の焼け野原から奇跡の成長を遂げ、黒字を蓄えてきた。しかし、財政赤字の放置と、
成長後の日本人の国民性の変質は、この国の経済を「赤字体質」へと変えてしまい、
かつてあった勤勉な国民性を失った今、「ものづくり」ができない「品質の劣化」した経済に至らせた。
このあとに待ち受けるのは、悪性インフレの到来による「もの不足」の世の中であると著者は言う。
そこまでに残されている時間も5ー10年と、次の世代にとっては大変過酷な状況にある。
本書は、今こそ、増税を含む社会の大改革なくして、この危機は乗り切れないとする警世の経済書。
 (目次)
第1章 明るさが見えない低迷
第2章 変換を迫られる経済政策
第3章 下落する経済の恐怖
第4章 「もの余り」社会から「もの不足」社会への転換
第5章 国際収支の赤字と資金の不足
第6章 悪性インフレへの転落
第7章 少子高齢化が加速する下落
第8章 再発展を目指して
第9章 日本の将来のために
 ――
解)
「日本経済インフレの危機」(2007年) 
「銀行の錯覚?いまこそ正道に立ち返れ」(2006年)
「耐乏なくして再生なし?日本経済・復活のシナリオ」 などで何度も今からでも思い切った支出の削減と、
消費税のアップを主張。それが出来ないと、日本経済は、どん底へ転落すると繰り返してきた。
そして、そのトドメのような内容である。
私が見る限り、現在の日本は著者の警告のような舵は切れない!
恐慌というプロセスを経た5?10年後には現在から想像も出来ない事態だろう。
それも現在の政治家の質をみればわかること。そして、最下層の若者の質もである。
そして、社会の階層化がより露骨に表面化している。それに伴ない劇場型の犯罪が日常化するだろう。

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06月14日(日)
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