ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2895, 不況景色 −9
去年の9月15日以来、毎日が恐慌の進行のメルクマールを書く日々になっている。
この一年で中国で二千万人、アメリカで四百万人の失業者が増加。
直近の12・1・2月の三ヶ月でアメリカは200万人が失業をし、
それは年率にすると800万人。中国は今年は更に二千万人が失業するという。
日本も水面下で失業が増え続けている。
来月辺りから爆発的な倒産とリストラにより失業者の激増が予測される。
 昨日の朝日新聞の一面トップで 
「失業者 雪崩打ち生活保護へ」ー1月は最多の116万世帯ーと報じていた。
5年前の2004年の100世帯、14年前の1995年の60万世帯、
25年前の79万からみると、異常な増加。
この事態の中では当然だが、それが更に大幅に失業者が増加し続けるのである。

・日本では、夫65歳、妻60歳以上平均で、収入平均が17万、支出が25万。
 残りは預金の取崩しや子供からの援助など。
・国民年金も40年払い続けて、満額で一人当たり6万6千円、二人で13万あまりだから、
 ギリギリまで働かないと個人営業者は生活できない構造になっている。
・支出25万円の内訳は、食費6万、住居2万、水道光熱1万6千、
 保健医療1万6千、交通通信2万7千、その他が11万1千円。
地方では、最低生活は月に15万円と税務所の担当から聞いたことがある。
中小会社や、個人営業者は船板一枚下は地獄。 だから日々が刺激があって面白いが、
反面、常に最悪の事態を常に想定して生活している。
この百年か数百年に一度の恐慌は弱者を土壇場に追い詰めることになる。

 イギリスでは、あのロイドが国家管理になり、4大金融機関のうち2つが国家管理になってしまった。
まずは世界の銀行が破綻しているが、これからは実体経済がやられ企業倒産が続くことになる。
その影響をモロに受けざるを得ない事業のため、毎日が生きた心地がしないが、
成るがままに身を任せるしかない。 今さらジタバタしても、しなくても同じことである。
現金商売というのが、目先は何とかしてくれる。 1〜2年は何とか大丈夫? 
二年後には駅前再開発による道路拡張で「一つのホテルの買収計画」が具体化するので、
まずは二年さえ凌げばよいことになっている。 まあ何とか成るようになってはいるが・・・。
それすら、大津波は根こそぎ破壊するかもしれない、それが世界恐慌である。

・・・・・・・・・
2008年03月09日(日)

産経新聞のトップページに5回にわたって連載さっれた梅田望夫の【ウェブ時代 5つの定理】
が面白い。 梅田の本を読むのは4冊目になるが、今のところ外れはない。
  その5つの定理とは、
 その1 アントレプレナーシップ
 その2 チーム力
 その3 技術者の眼
 その4 グーグリネス 自発性に導かれた「時間」
 その5 大人の流儀  になっているが、 
  まずは1と2の概要をまとめてみよう。
第1定理は「アントレプレナーシップ」(起業家精神)。
 新しい物事に対する積極的意欲、リスクを引き受けて果敢に挑む姿勢、不確実な未来を楽しむ精神の持ちよう、
 飽くなき探究心や冒険心や没頭、変化を求める心、自分の頭で考え続ける力、始めたら徹底して勝つまで
 やりぬく気持ち、といった要素がこの言葉には含まれる。
 ≪シリコンバレーの存在理由は「世界を変える」こと。「世界を良い方向へ変える」ことだ。
 そしてそれをやり遂げれば、経済的にも信じられないほどの成功が手にできる≫
 これはアップル創業者兼CEO(最高経営責任者)のスティーブ・ジョブズの言葉である。
 「アントレプレナーシップ」を支える「常軌を逸した熱」は、「やりたいことをやる」という気持ちと、
 「社会をより良くしたい」という思いの組み合わせによって持続する。
 お金が最優先事項では長期にわたってそういう熱が持続しない。倫理性と経済性が融合したシリコンバレーの
 そんな独特の論理が、仕事の面白さを倍化させ、強い「働く意欲」の源になっている。
第二の定理はチーム力

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03月09日(月)
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