ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7085,閑話小題 〜コロナ禍と共存の時代! ―2
ネット世界の出現こそカルト?
・・・・・・
5988,閑話小題 〜最後の講義・8 ー石黒浩:対談
2017年08月07日(月)
* 意識の場所を指し示すことは難しい
―他人を見る以外自分の姿は見えない―
彼は、小型の人型ロボットを幾つか並べて、色いろな相談の質問に対応する
効用を示している。専門分野が違ったフレンドリーの人型ロボットなら、対話
も進むことになる。初めて知った時は、仰け反るほどの驚きであった。
――
<石黒> 「嫌なことはやらない」というのを貫いています。やりたいことを
やるのは小学校の時から同じです。だから、つらいと思った記憶はありません。
<本荘> 普通、これはやるけど、これはやらない。と決めてしまうと、
可能性が限定されそうですが、石黒さんは興味のあるものだけをやるという
考えを持ちつつ、他分野・異業種の人と関わり、フィールドを広げていますね。
<石黒> 他人を見る以外に自分の姿は見えてこないじゃないですか。
自己意識を持つには、人と関わるしかないわけです。異業種の人でも、意外に
自分との共通点を見つけると面白くなって、一緒に何かをしたくなります。
要するに、すべて自分を知るためです。自分自身や人間という存在に興味を
持っているので、大抵何でもできるし嫌なことはないわけです。
<本荘> 一般の人は、自分の録音した声を聞いたり、録画したものを見たり
するのは違和感があると思いますが、石黒さんはそういう感覚はないのですか。
<石黒> 自分自身の感覚がよくわからないフワフワしたものだから、それを
確かめたい思いがあるので全く抵抗がありません。もしかすると、リアリティ
がないのかもしれませんね。「意識の場所」は、このあたり(場所)にあると、
ピンポイントで指し示すことは難しいですよね。
――
▼ 秘異郷ツアーには全国から「面白い人、大変な人」を選りすぐったと信じ
ざるをえないこと屡々。その旅仲間の中に、それぞれが合せ鏡で自己を見つめる
研修をしていることになる。行先は、異世界が次々と現れ出てくるから面白いこと、
この上ない。違った異世界を目指し、感動するのが目的。どれもこれも、生涯、
忘れえぬ人生体験になる。<他人だけでなく、他所を見る以外、自分の居場所は
見えてこない。> ということ。魂を大自然に開放するため、私たちは旅に出る。
08月07日(金)
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