ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7084,閑話小題 〜コロナ禍と共存の時代! ―1
    * 制圧ではなく、共存に 
 自動車の事故リスクを考えると、この答えがある。最小にすることが出来ても、
 事故ゼロは無理な話。事故にあうのは仕方がないと割切るしかないのが現状。
< 青学教授・生物学者の福岡伸一
<ウイルスとは電子顕微鏡でしか見ることのできない極小の粒子であり、
生物と ...それは生命を、絶えず自らを壊しつつ、常に作り替えて、あやうい
一回性のバランスの上にたつ動的なシステムである、と定義する見方――
つまり、動的平衡の生命観に立て... 今、世界中を混乱に陥れている新型
コロナウイルスは、目に見えないテロリストのように恐れられているが、
一方的に嫌い、敵対するのではなく... これからも共存するしかない!>と。

 動的均衡といえば歯医者。この数年、歯垢をとるため、月一回、通っためか、
最近、口内がすっきりしている。国民の7割が口内炎というが、これも、一種の
共生! …一日、数回は、コロナ禍にならないように、ウガイもあるか。
考えてみれば、自動車事故も一年で、数千人亡くなる。半年で千人なら、共生
と思えばいい!インフルエンザは年間1万人に死者。徹底した対策もあろうが、
年間、二千人なら、5分の1なら… 失敗すればアメリカ並みとすると、百万?
そんな甘い敵ではない。楽観視は出来ようがない! 

・・・・・・
6717,閑話小題 〜美しいことは、どう、良いのか?
2019年08月06日(火)
   * 美の神話に支配される社会
 ある意味で、世界中で最もタブーが、「美の神話」。風貌は、先祖代々、
受継がれたがゆえに、本人の責任でないが、そうともいっていられない大問題。
 アメリカの大学教授ダニエル・S・ハマーメッシュ氏は、著書
『美貌格差−生まれつき不平等の経済学』において「美人はそうでもない人より
も生涯約3000万円得をする」と… シリアスな論がある。女性は二人でつるんで
行動することが多い。その二人の風貌は、同レベルが多い。まず友達からして、
選び選ばれている。 そこで、ネット検索をかけると、それはシビアな…
 ―
≪ Wolf(ibid.)によれば、現代社会においては美の神話が存在しているという。
◉ 美の神話とは、
「女は美しくなければならない」、
「男性から愛されるためには美しくなければならない」、
「職場で成功するためには美しくなければならない」という神話のことである。
「妻であれ」、「母であれ」、「女らしくあれ」という「女らしさの神話」が
女性解放運動の中で崩壊していくにつれ、美の神話は、雑誌と広告主(アパレル
業界や化粧品業界など)の生き残りのために生み出され、拡大膨張し、現代女性
を支配する新たなイデオロギーとなっている。 そして、女性解放を目指した
フェミニズムの遺産を挫折に追い込んでいるというのだ。
◉ 美の神話の下では、女性たちは「恋人の目に自分がどう映るかなどは無視し、
『美の神』の目にどう映るかを必死に探らなくてはならない」(ibid., 296)
という。美の神話に生きる女性たちは、美しくないのに男性に愛されるという
ことを信じることができず、男性ではなく「美しさ」こそが至上の価値だと
思っているという。
このような美の神話は、男性のためだけではなく自分のために美しくなろうと
する女子力と共通するものがあるように思われるが、どうだろうか。雑誌分析
において検討したい。
◉ また、女性同士の関係においては、美の神話は女性たちを世代ごとに分断
するだけではなく、容姿を通して女同士の警戒心を助長するという。 女性は
「美」をめぐって「他の女性」と敵対するのだ。女性は他の女性を見る時、
まずは外見を見て、自分よりも良いと「良すぎる」と憤慨し、自分よりも悪いと
無視する。女性たちは美をめぐるライバルであるため、男性のように結束する
ことが出来ないのだという。そして、同じ性別同士で連帯できないことが男性
に比べて女性が社会変革の手段を持たないことにつながると指摘がされている。≫
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08月06日(木)
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