ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7086,閑話小題 〜コロナ禍と共存の時代! ―3
   * 「ピュシス」と「ロゴス」
 人間は大自然の一部分。 その自然を「ピュシス」といい、
言葉、論理を「ロゴス」という。人間は生めよ増やせよの自然の要求から一歩、
踏出せた唯一の存在。そのロゴスが過剰に働き、止めどなく拡大した。
細胞の塊りの人間に対抗し、細菌が定期的に大掛りに攻撃するのがパンデミック。 
 このコロナ禍が、それ。ロゴスを持ったが故に、人類は、生物の最先端に立つ
ことが出来た。 しかし、これも限界…? 
 人類は,農耕を始めてから、プラスとして文明を築いてきた。しかし、ここで
マイナスへの転換が必要となる。 集団は強くて多い方が、他民族、国家に有効
に働く。ところが、細菌という生命が介在すると、話が違ってくる。プラスなら
良いが、マイナスに働くと、対象を抹殺する力を持つ。
「ロゴス」は、「ピュシス」が有ればこその存在。長年、様ざまの経験する中で、
不平屋の存在に出あう。気分次第で、粗探しをして、不信の嵐になっている。
とにかく面白くないのは他者のせいである。
 ――
   *日本のコロナ死亡率、欧米より大幅に低い7・5% 
      持病の少なさ影響か
≪◉ 新型コロナウイルスに感染した国内の入院患者の死亡率は7・5%で、
20%台の欧米などと比べ非常に低いことが国立国際医療研究センターの
大規模調査で6日、分かった。原因は不明だが、欧米と比べ糖尿病や肥満の
割合が少ないことが影響している可能性があるといい、今後詳しく解析して
重症化の予防などに役立てる。
◉ 海外の死亡率と比較した結果、中国が28%、英国が26%、米ニューヨーク州
は21〜24%で、日本は桁違いに低かった。日本の死亡率の低さはこれまでも
知られていたが、学術的な調査で裏付けた形だ。
◉ 一方、患者が別の病気にかかっている割合を調べたところ、糖尿病は
日本が16・7%なのに対し、英国は30・2%、米国は28〜35%に達する。
肥満と診断された割合も日本が5・5%に対し、英国は9%、米国は40%で、
いずれも日本の低さが目立った。
 ―
▼ 韓国、台湾、香港、 ヴェトナムはいずれも、日本より死亡率が低い。
主に高齢者の命を奪うこと、 人ごみや長時間の濃厚接触で感染リスクが大幅に
上がることなど。アジアには肥満体の人は確かに少ない。主食が穀類もあるのか。
私が認識していた数値が2〜3%と、違うのは何故か…。

・・・・・・
6719,閑話小題 〜今日のひと言… 
2019年08月08日(木)
    * 人間には「勇気」は一つしかない
 昨日は、暑さを言い訳にスポーツジムを休んだ。そこで何気なく、警察内部の
暗部を背景にした弁護士モノの録画をみることに。それを昼時に、寝室で独りで
見ている御隠居生活に笑そみ… その中で強烈に残った上司の、
若い女弁護士に語ったひと言があった。  …大まか、こんな内容。

『告発された刑事の弁護を御前を担当させたのは若いから。人には一つだけ
勇気が与えられている。これは、一度、失うと二度と戻ってこない。わしは
権力に叩き潰されて、それを失った。告発された刑事は、その勇気を持っている。
そして正義を貫いている。この「正義」ってのを権力を持ったものは弱いのだ。
その勇気を彼は失おうとしている。救ってやれるのは若いアンタだよ。』
この言葉に、俄然、駆け出しの女弁護士に火が燃え上る。
 ―
 事業撤退を決意した時節に思ったことは、この結果も想定内。準備の
シェルターは、ほぼ完ぺき。20歳の創業の決意と、34歳からの実践の
結果には、自ら決意でのこと。後悔は絶対にしないと決めていた。
何故か、平然としていられるのは、「勇気」だけは残してあったため。

 最期はフランクルの【態度価値】になる。 これは、
<人間が運命を受け止める態度によって実現される価値のこと。 たとえ病や
貧困やその他さまざまな苦痛の前で活動の自由(創造価値)を奪われ、楽しみ
(体験価値)が奪われたとしても、その運命を受け止める態度を決める自由が

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08月08日(土)
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