ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6434,定期的に、魂と心の話を… 〜1
検査の結果、血管が詰まっているところはどこにも発見されず、本人も医者も
びっくりしたという。病気はその後二度と再発することもなく、それどころか、
あの臨死体験以来、病気ひとつせぬ丈夫なからだになったという。
彼女が自分の体験を幻覚でないと確信した別の理由は、
レイモンド・A・ムーディー・Jrが書いた臨死体験についての本を読んだこと
であった。事故のあと、まだ入院をしていたあの日、見舞いに来たイギリス人の
シスターが、いま面白い本を読んでいるといって紹介してくれたのがムーディーの
『 LIFE AFTER LIFE』(日本語版『かいまみた死後の世界』評論社)であった。
そのなかには、臨死体験をした多くの人々のエピソードが集められている。
友人が、「臨死体験をした人たちの中には、光に出会う人々もいるらしい」と語り
始めたとき、鈴木氏ははっとする。
「その光は生きた光で、まばゆいけれど、まぶしすぎるという感じではなくて‥」
だとすれば、それは彼女が出会った光とまるで同じだ。
鈴木氏は、そのとき初めて自分のあの体験が「臨死体験」だったことを知ったという。
こうしてムーディーの本に出会い、それを読み終えた頃に、担当の医者から膠原病
がすっかり治っていることを告げられたのだ。
10月25日(木)
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