ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4381, ブラック・スワン −1
▼ アメリカでは、トレーラーなどに住む破産者がニュースなどの映像に映し出される。 
 まだ恐慌の入り口でしかないから深刻である。特に日本は数年間は暴風雨を覚悟をしなければならない事態。
 それにしてもシビアな具体的なドラマとしてみると、世界の金融を支配している連中に激しい怒りをおぼえる。
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2009年03月15日(日)
 2901,のど自慢全国大会
昨夜、NHKで「のど自慢大会」があった。参加1万組の中から選ばれた15組というだけあって、誰がチャンピオンになっても
不思議ではないほど素晴らしい内容。初めから最後まで涙が溢れた状態で聞いていた。彼らの歌が一期一会のステージだから。
ジェロ、北島三郎、和田アキ子が、15人の歌が終わった後に歌ったが、彼らの歌に敵うわけがない。
土曜日のゴールデンタイムに歌えるチャンスは一生に一度、全てを、一曲にかけた魂の雄叫びに自然になっていた。 
盲目の少女がチャンピオンになったが、優勝をして貰った大きいトロフィーを北島三郎が代わりに持とうとするのを拒み、
最期まで重そうに抱えながら歌った場面が感動的であった。 あの重さは一生忘れることができないだろう。
恐らく専門家が15人それぞれにプロが歌と振り付けの指導をしたのだろうが、素人の初々しさに加味されて何とも
いえない雰囲気をかもし出していた。 現在は、カラオケやスナックで素人がプロ並みになっているが、それにしても上手い。 
哲学的にいうと垂直に魂が入っている(一期一会・・永遠)のである。またNHKの演出も良かったのも見逃せない。 
それぞれの歌の背景にある人生劇場を浮出していた。歌は人生劇場を情念化した時空の世界で、歌っている間は、
その世界に我を忘れて没入しているのである。現実だけでは人生は、あまりにも厳しく過酷である。
別世界を持たないと人は生きることだ出来ない。それが読書の世界であったり、酒の世界だったり、趣味の世界だったり、
それぞれある。「のど自慢」を哲学的に考えることもないが、情念の世界を無視することもない。そういえば、
月に1〜2度はスナックで、カラオケを歌うのが習慣になっている。何で人は歌いたくなるのだろうか? 
それは物語を求めているからだろう。物語を歌で辿っているのである。ミニ自己実現、そして、ささやかな宴ということだ。
また一年に一度の楽しみが増えた。 歳を重ね人生の深みが少しは見えてきたか?

03月15日(金)
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