ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7854,閑話小題 〜大相撲が始まる…はや後半に!
 陰口といえば、井戸端会議の小母さんと、営業のネタに駆使してきた男達が
思い浮かぶ。旦那に逃げられたり、死なれた不幸傾向が強い人。地域社会の
縛りの中で劣等感が強く、それをバネにマイナスの差異を探し出し、下世話の
タネを探し、「陰口」を業とする人。
人間社会は、「トップ層3%、中間層30%、その他」で、構成されている
厳然たる事実がある。 これは「古代ギリシャの、王族、市民、奴隷」と、
現代のアメリカの社会構造と同じ。
・他人との比較優位によって価値が生まれる「地位財」。
 「所得」や「社会的地位」「車」などがこれに含まれる。
・他人が持っていることとは 無関係に、その自体に価値があり喜びを得られる
 のが「非地位財」。現代では、この二つを達成のレベルからでも判断できる。
まず、「地位財」「非地位財」を持つ人は、陰口が少ない。「陰口は万引き並に
忌み嫌われる暗黙知」を熟知しているためで、思いの外、多くの人は言葉を選ぶ。
(当然、例外もある) この暗黙知を知らない人が1〜2割の割辺りか。
社会学者リース マンが『孤独な群衆』で、社会的性格の三類型の一つ「外部志向型」
を指摘。 他の「伝統志向型」および「内部志向型」と対比させ、
<(羅針盤)で舵をとりながら生涯の目的に向かって進む代わりに、レーダーに
よって捉えられた、手近にある目標に従うのが常である。このレーダーも同じく
幼年期に据え付けられたものだが、両親や他の大人は、いつでも周囲の人々に
調子を合わせ、彼に対する親や大人たちの反応と親・大人に対する自分の反応を
たえずにらみ合わせていくようにと教え込まされている。> 
 都会でも田舎でも、個々が分離されて孤立するのが常になる『孤独の群衆』に
化して、内幕情報=陰口の罠にはまってしまう。で、何処にもいる「陰口」の
達人が重宝される。しかし、蛇蝎のごとく嫌われる運命にある。彼らの言葉が、
「普通じゃない」。その「普通」が異常のことを全く理解できない世界が「娑婆」。
〜「この内容そのもの自体が<陰口>じゃないかい?」 の内なる声〜

09月20日(火)
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